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さいっこうだぜ☆
コネシマはとにかく歩いた。 疲れも、足の痛さも、空腹も感じなかった。
立ち止まるとみんなのことを考えてしまう。 それがつらすぎて、何も考えないように努めた。
知らない街に出て、やっと我に返った。
コネシマ
コネシマ
歩きながら独り言を言っていると、後ろから声をかけられた。
兄さん
コネシマ
兄さん
コネシマ
見ると足の裏から血が出ていた。
コネシマ
兄さん
コネシマ
家の中はとても綺麗だった。 ただ、生活感があまり感じられない。
兄さん
兄さんはテキパキと用意を始めた。 あっという間に桶に水を張り、コネシマの前に持ってきた。
兄さん
コネシマ
兄さん
そう言いながらコネシマの足に水をかけていく。
コネシマ
兄さん
コネシマ
兄さん
コネシマ
兄さん
コネシマ
兄さん
コネシマ
兄さん
そこからは互いに黙っていた。 眠気が襲ってきて、コネシマはいつの間にか眠りに落ちていた。
兄さん
しばらくして、いい匂いと共にコネシマの目が覚めた。
コネシマ
兄さん
コネシマ
運ばれてきたのはオムライス。 コネシマの大好物だ。
コネシマ
兄さん
コネシマ
コネシマ
涙を流しながらひたすら食べた。 施設で暮らしていた頃を思い出し、 そしてショッピのことを思い返した。
コネシマ
兄さん
コネシマ
兄さん
コネシマ
ご飯を食べて風呂に入った後、部屋に案内された。
兄さん
コネシマ
兄さん
コネシマ
兄さん
コネシマ
兄さん
コネシマ
どこに行くんだろうと考えながら、疲れ切っていたコネシマはすぐに眠った。
翌日、兄さんはコネシマを連れてある人の家に訪れた。
兄さん
コネシマ
兄さん
トントン
兄さん
トントン
兄さん
コネシマ
トントン
コネシマ
兄さん
兄さんが次の言葉を発する前にドアがすごい勢いで開いた。
グルッペン
コネシマ
トントン
グルッペン
グルッペン
コネシマ
トントン
コネシマ
グルッペン
コネシマ
グルッペン
グルッペン
コネシマ
トントン
グルッペン
コネシマ
グルッペン
コネシマ
グルッペン
この言葉で何も出来なかった自分を思い出した。 子供たちやおばちゃんを救えなかった。 でも強くなれば……
コネシマ
グルッペン
手を差し出してきたグルッペンは何故か大きく見えて、コネシマは身震いした。
そして少し緊張しながら、グルッペンの手を握った。
作者
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作者
作者
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