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由宇
白布
由宇
白布
由宇
白布
由宇
白布
由宇
朝から白布くんに絡まれるとは
教室に向かおうと歩き出すと 白布君に腕を掴まれる
由宇
白布
由宇
私は腕を振り払って歩みを進める
ここではっきりさせておこう
私と白布君は先輩後輩の仲だ
それ以上の関係では無い
なのに白布君が最近絡んでくる
由宇
同じクラスの牛島君に伝える。
牛島君はキョトンとして
牛島
由宇
由宇
由宇
牛島
牛島君にちょっと抜けてるところあるからなぁ
由宇
由宇
牛島
牛島君最初は怖そうだったけど 話してみたら天然で面白い
放課後になって掃除していると
白布
またもや白布君が現れる
白布
由宇
白布
由宇
白布
由宇
その時別の声が聞こえる
瀬見
由宇
瀬見
由宇
瀬見
由宇
瀬見
由宇
瀬見が課題の話をしてきた
時間なくて可哀想だなーとか思って
ケタケタ笑っていると
瀬見
瀬見が白布君に声をかけた
私も瀬見と同じように白布君を見る
白布君は後輩とは思えない目つきで
瀬見の事を睨みつけていた
そして何も言わずに去って行く
何だったんだろう
瀬見
由宇
瀬見
由宇
掃除を終えて家に帰る
課題、週末にするつもりだったけど
ちょっとだけ進めてみようかな
翌日教室に入って牛島君に挨拶をする
由宇
牛島
由宇
由宇
牛島
由宇
牛島
由宇
練習試合は朝早くて夜遅くまた帰れないし、反省会とかもあるみたいだから
疲れて帰った後課題はできないね
週末までにやったらいいのに と思ったけどね
週末になって 9時過ぎまで寝ていた
ダラダラ過ごすつもりだったけど
瀬見の課題か気になってしょうがない
コピーを取って渡しに行ってやるか
体育館に来てみたら大変
人だかりができていた
これじゃ渡せないや
ま、諦めて帰るか
由宇
誰かに引っ張られた 振り向くとそこには白布君
白布
由宇
白布
白布君は私の手にあるそれを見て
白布
由宇
それを渡してさっさと帰ろうとしたら
白布
由宇
白布
白布君は腕を離してくれなくて
白布
由宇
その時瀬見が白布君を呼びに来て
白布君は私の腕を掴んだまま
体育館へ戻って行く
鷲匠先生の隣に座らされたけど
あまりに気まずくれ思わず先生に
由宇
って強い口調で言っちゃった
白布
由宇
白布
由宇
白布
由宇
なんでそうなるの?って
でも、白布君は平然として 戻っていった
私は、ただ大人しくしていた
第2セットが終わると
白布君が勢いよく近づいてきて
白布
由宇
白布
由宇
白布
由宇
白布
由宇
白布
由宇
白布
視界いっぱいに白布君の顔
え？今試合中だよね？
眼前の白布君は口角を上げて
白布
私は口を半開きにして
状況を把握しようとするけれど また、白布君が顔を近づけてきて
でも、寸前で止まって
白布
捨て台詞のように吐き捨てて 試合に戻っていった
隣にいる鷲匠先生を見るけど 全然目を合わせてくれなかった
多分ぼーっとしてたんだと思う
意識を取り戻した時には 丁度練習試合が終わった頃で
私は反射的にその場を立ち去る
由宇
？
これをかけられたから振り向いてみる
由宇
由宇
由宇
由宇
由宇
