涙

俺が蹴り落とされる

相手は笑いながら去っていく

こういう夢を

何度も見る

そして、

いつか本当に起こるんじゃないか

と、思ってしまう。

きっと

充実しすぎなんだ。

バチがあたったんだ。

俺は生まれた時から

不幸な人間として生きる

そう決まってるんだ

俺は幸せになっちゃいけないんだ

そう考えると

冷たいものが

頬をなぞる

何も考えなくていいように

もう一度寝よう

そう思った時

ピンポーン

インターホンが鳴った

そう思いながら

ドアを開けると

そこには

大好きな君がいた＿

そして君は言う。

と、

なぜ、分かったのだろう。

君は

僕を監視してるの？

君は笑って言う。

その笑い声に

聞きおぼえが覚えがあった。

夢なのか分からない。

本当なのか分からない

分からない

分からない

分からない

バタッ

僕に記憶が戻る

過去

ドンッ

グイッ

グサッ

グサッ