僕が彼に初めて出会ったのは
まだ僕が5歳の時。
青
、、うぅ、ッうぅー、
家から5分のところに山があった
その山には化け物が出るという言い伝えがあり
僕は化け物を探しに山に来た。
危ないから入るな。と大人の人々は言う
それにびびって友達が誰も着いてこなかったから1人で来たんだ
ここはどこか分からない。迷ってしまった
帰れない恐怖と後悔で涙が出たんだ
青
ごめんざ、ッうぅっ、
青
かえりたぁい、ッ、、
桃
おい
青
、、ん、っ、、?
僕の目の前にいきなり現れたのは彼だった
目隠しのような物をしていて顔は口と鼻しか見れない
白い布で目を覆ってる
大学生ぐらいの身長でピンク髪の不思議な見た目をしていた
桃
おいがき
桃
何泣いてんだよ
青
、、が、き、?
桃
お前のことを言ってる
青
、つっ、うぅー、、!!
青
たすけてぇっ、、、!
青
ぼく、っがえれな、ッ、
泣きながら彼に抱きつこうとした
彼は避けた。
桃
、、っとあぶな、
青
、、へ、?
桃
はぁっ、
桃
お前人間だろ?
青
、、人間って、
青
あなたはちがうの、?
桃
あぁ
桃
ここには化け物が出るって言われてんだろ
桃
要するにそれが俺だ
青
、、えっ、、??
化け物ってもっとドロドロのなにかー、とか
角が生えてる!!とか目が3つあるとかだと思ってた
こんな人間っぽいのが化け物、?
青
、、あ、!その目に着けてる布、!
青
あなた目がないのね!!
桃
目はあるぞ
青
、、その布が目?
桃
ちゃんと顔についてる
彼は呆れたように言ってきたけど意味がわかんない
青
じゃあどうして布をつけてるの?
桃
、、これは山神様から貰ったんだよ
青
目を隠してるってことだよね、
青
前は見えるの?
桃
あぁ
桃
山神様が俺用に特別な目隠しを作ってくれた
桃
少しは妖怪に見えるだろっ
僕は彼の口元しか見えない。
だからどんな顔をしているか少しも分からない
青
顔が見えた方がお話は楽しいよ?
桃
、、知らねーよ
桃
、、
彼はそこら辺に落ちていた長い木の枝を持ってきた
彼は木の枝の先っぽを持って
こっちに向けてきた
桃
ほらもう片方の部分を持て
桃
出口まで案内するから
青
、、ほんとっ、!!!
青
ありがとっ!
桃
ほらよ
桃
ここを真っ直ぐ行ったら出れる
青
、、出口まで来ないの?
桃
俺はこの森に住む化け物だ
桃
この森からは出られない
青
、、なら
青
またここに来たら貴方に会える?
桃
、、会わなくていい
青
助けてくれたお礼がしたいのっ
青
だから明日!
青
お礼を持ってまたここに来る、!
桃
、、ははっ
桃
まあいいだろう
桃
人間の子供には少し興味があるからな
彼はそういい僕に背を向けた
桃
もうすぐ夕暮れが来る
桃
もう帰りな
青
、、わかった、
桃
またあしたな
青
、!!
青
またあしたっ!!
そういい僕はこの森を後にした






