リサ
クルミ
じゃあまず海の街からしよ
リサ
うん
リサ
(大丈夫…吹ける…)
リサ
(絶対に…)
リサ
スゥ…ハッ
リサ
(だめだ…吹けない…)
リサ
ごめん私お腹痛いから帰るね、
クルミ
大丈夫?じゃあまた明日
リサ
うん…
リサ
はぁっ…はぁっ…
リサ
ウッ…ヒグッ、ウグッ…ポロポロ…
リサ
どうしてっ、バカッ…私のっ、バカァッ…ポロポロ
よいしょっ
リサ
あっ…!私のユーフォ!
へぇ〜ユーフォなんだ、これ
リサ
えっ…?
ちょっと見せてもらいたいから、持って帰るね
リサ
(この声…)
リサ
ニア先輩!
ニア
あったり〜
ニア
で、なんで泣いてんの?
リサ
わたしっ…この傷のことが頭から離れなくてっ…
ニア
あ〜この傷ね〜
リサ
それでっ…吹けなくなっちゃってっ…
ニア
そうなんだ、
ニア
可哀想…
リサ
ヒグッ…ウグッ…
ニア
なーんて、言うと思った?
リサ
えっ…
ニア
前まで上手く吹けてたんだから吹けるに決まってんじゃん
ニア
弱気な事言ってないで、練習してきな!
リサ
っ…はいっ…!
リサ
ダッダッダッ……
ニア
…
ニア
成長したかと思ったけど、まだまだ子供だなぁ