本は私の命
この時計が1時間過ぎる前に
本を1冊読まなければならない
小薗 杠
ふんふん。
小薗 杠
あははは笑
小薗 杠
面白ーい!
小薗 杠
白馬の王子様が
小薗 杠
死んじゃうんだぁ
小薗 杠
こんな、サイコパスな本よくかけたなぁ
小薗 杠
あれ?まだ
30分残ってる
30分残ってる
小薗 杠
よし!その間にご飯とお風呂すませちゃおーっと!
ぱぱっとやる事をやり、本棚に話しかける
小薗 杠
本棚さん
小薗 杠
何かおすすめのなぁい?
本棚
この本はどうだ?
すると1冊の本が宙に浮いく
小薗 杠
あ、これ?
本棚
そうさ
本棚
それはお前の母が買ってきた本だと思うんだが…(本の後ろに名前がサインしてあるだろ?)
本棚
だが、
本棚
1時間で読めず
本棚
死んでしまった
小薗 杠
あらあら
小薗 杠
1時間でこの薄い本を読むのはとても簡単よ?
本棚
薄い……う、薄い…か?
本棚
とりあえず読んでみろ
本棚
お前が死んだら俺も死ななきゃなんねぇからな
本棚
早く読め
小薗 杠
でもまだ1時間たってないわ
小薗 杠
きっちり始めないとダメだもの
本棚
なら時計でも見てろよ
小薗 杠
そうするわ笑
そう言い席に座った
小薗 杠
あら?時計の針が歪んでる…
小薗(おそ)は 時計を振ってみた
本棚
あ!そ、そんな事したら……!
すると時計の針だけが落ちた
小薗 杠
あ…
本棚
お、おい!何して…
グシャッ
本棚
嘘…だろ!?
本棚
おい!!?
小薗の顔が本になり 小薗は死んでしまった
その間に本棚も息を引き取った
時計が壊れた事により この家系は途絶えた