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私は元々狼だった
主催者
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主催者
私には憧れがいた
光
光 ヒカル 主催者の憧れ
毎年新しい狼を神に捧げなければならなく
毎年オスの狼が消えていってた
消えたら人狼ゲームをしているらしい
私のようなメスは生きてる意味もなかった
ただ生きているだけ
捧げられるオスたちを見守るだけ
本来メスは処刑していたそうだ
だけど、光が私を受け取ってくれた
毎日が光のおかげで楽しかった
楽しかった...
はずだった
私が16になるまでは
ニンゲンの言葉を覚えてきた頃
王狼(おうろう)が屋敷に連れていってくれた
その時目にしたのは
主催者
光が神に捧げられる瞬間だった
八重歯は抜かれ
ケモ耳は無理矢理のように
剥がされていて
目の横に突起物がついていた
白色だった毛もすべて刈り取られ
まさにニンゲンのようなすがただった
主催者
主催者
主催者
主催者
光
主催者
光
誰?
主催者
え?
どうやら狼だった頃の記憶がないみたいだ
それを頭で理解してても
悲しい
代わりになれたらって思った
でもそんなことはできなかった
私はただただ見守ることしかできなかった
今年はあんただよ
どうやらオスの狼を捧げすぎたようだ
その言葉を聞いた瞬間
喜びと、悲しみが同時に込み上げた
あの人の近くに逝けるんだ
あんな痛々しいことをするのか
しかも私が最後の犠牲らしい
「だから人狼ゲームで勝ったやつを捧げろ」
これ以上犠牲者を出したくない
だが拒否できなかった
そして
今回の犠牲者を生んだ