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ある日顔も髪型もそっくりの双子の 女の子が誘拐されました
ルル（姉）
ここどこ？
みみ（妹）
お姉ちゃん怖いよう
ルル（姉）
だいじょうぶだよ
その二人は初めて会う人は誰も 見分けが付かないほど似ていました
誘拐犯
おい！！！
ルル（姉）
ひっ！！
みみ（妹）
怖いよう！！
誘拐犯
早くお前の母親の家に電話しろ！！
ルル（姉）
わからないんです
ルル（姉）
電話番号が
誘拐犯
くそっ！！
誘拐犯
役立たずが！！
誘拐犯
ドンっ！
ドカっ！
ドカっ！
ルル（姉）
痛い！！！
みみ（妹）
大丈夫？
誘拐犯
何か情報はないのか？
みみ（妹）
知らないです。
誘拐犯
何かいわねーと
お姉ちゃん殺すぞ？
お姉ちゃん殺すぞ？
そう言ってお姉ちゃんの 首に包丁を当てました でもその双子は目隠しをされていて 初めて会う人には見分けが付かないはず なのに犯人は分かっていました
みみ（妹）
（おかしいな、初めての人は
全員わからないのに）
全員わからないのに）
みみ（妹）
（もしかして、私達を知っている人？）
誘拐犯
早く言えよ！！
みみ（妹）
（そうだ！！）
みみ（妹）
私家の電話番号わかります！
誘拐犯
そうか！
誘拐犯
ほら、あそこに黒電話が
あるだろ？それで電話しろ
あるだろ？それで電話しろ
みみ（妹）
はい
誘拐犯
プルル
誘拐犯
なんだ！？
みみ（妹）
やっぱりね、あなたが犯人だったのね
みみ（妹）
親戚のお姉ちゃん！！
ルル（姉）
え？嘘でしょ？
みみ（妹）
私達双子を見分けられる人は
親戚と家族しか居ないもの！
親戚と家族しか居ないもの！
誘拐犯
ちっ！
誘拐犯
くそ！
誘拐犯
殺してやる！！！
警察
そこまでだ！！
誘拐犯
なぜだ！
警察
電話を逆探知してここまでたどり
ついたのさ
ついたのさ
警察
覚悟しろ！！
誘拐犯
くそ～
みみ（妹）
お姉ちゃん！！
ルル（姉）
みみ、ありがとう！！
ルル（姉）
これからも私達二人で一つよ！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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