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俺達は最強の軍だった【参加型】【完結】

第39話 - 36話　手紙とバー

2023年10月21日

#参加型

#オリキャラ

#軍パロ

#我々だ/日常組/ワイテルズ/らっだぁ運営ぴくとはうす

ハンヌくん

＿I国

＿その後、6時間後城内･医務室

nakamu

えっ！？

nakamu

っか、帰っちゃったの？！！

スマイル

うん

シャークん

…いや、そもそもであのイベントを見るのもnakamuが引き止めたかっただけだろ？

nakamu

う……ま、まぁそうなんだけども…

きんとき

そりゃ帰るだろーね

きんとき

だってこっちにずっと残っててもnakamuが起きるのを待っててもあっちには何の得もないし

broooock

というか、元々はあれ見たら帰るって話だったらしいし？

nakamu

そ、それもそうだけど…！！

nakamu

……うーわ…もうちょっと話したかった…聞きたかったこと沢山あったんだけどなぁ…

きりやん

まぁまぁ、仕方ないよ

きりやん

nakamu、結構危なかった状況だったんだよ？

きりやん

それに使われた粉薬、ちょっと強力すぎるから後遺症残るかも…覚悟してて

nakamu

………うん

nakamu

分かった

＿次の日 F国･武器庫

ハル

………んぇ？手紙？←武器手入れ中

しのか

うん、そう

しのか

ハル宛に

ハル

私宛にって…誰から？

しのか

……えっと

花流

W国総統、グルッペン･フューラー…って書いてあるけど

ハル

……あぁ…グルッペンさん…

しのか

………花流、何語

花流

西部の

しのか

……………そっか

ハル

…あれ、珍しいね

ハル

しのかが読めなかった文字があったの？

しのか

西部は…細かい国が沢山あったから、まだ調べきれてない

ハル

へぇ〜……てっきり全カ国語分かるのかと

しのか

流石にそれは無理…(笑)

ハル

ふふ、そうだねﾆｺｯ

ハル

それにしても、花流も凄いね

ハル

しのかでもまだだったのに、よくわかったね？

花流

…まぁ、たまたま

花流

俺の担当(書類整理)は西と南だから

しのか

……負けた気がする()

花流

え、なんかすまん(？)

花流

……いや、それより早く中身確認しろ

ハル

ん……そうだった

ハル

………はぁ……なんか嫌な予感

ｶｻ

ハル

……………(読み)

ハル

………あぁ、成程、そっか…

ハル

しのか、今日の夜から明日の夕方まで私出かけるから埋め合わせしといてくれる？

しのか

…うん、分かった

ｺﾂｺﾂｺﾂ

花流

…内容はなんだったんだ？

ハル

ん〜？

ハル

………ちょっとお話ってﾆｺ

花流

……そ

ハル

…さて、私は準備しようかな

ハル

他の子に伝言、お願いね、花流

花流

…はいはい

＿W国･城敷地内時刻、夜

ハル

………道が長い

ハル

時刻制限は無かったけど…折角だからね〜……特殊な方法で行かせて貰いますよーっと

ハル

………ローブ…被るか

ハル

………少し寄り道していこうかな

ｶﾗﾝ

マスター

いらっしゃいませ

ハル

モーツァルトミルクは置いていますか？

マスター

申し訳ありません、ただ今ミルクが品切れでして…

ハル

ではマリブコークを

マスター

かしこまりました

マスター

こちらのお席にお掛け下さい

ハル

………

ｼｬｶｼｬｶ

ハル

(客は少ない…か……まぁ今は私以外居ないけど)

ｶﾗﾝ

ハル

(店の雰囲気は好みなんだけどなぁ…)

……未成年の飲酒はあまり感心致しませんね

ハル

………度数は然程ありませんし良いじゃないですか

ハル

それに、訓練は受けています

ハル

……それより、貴方がこのような場所に訪れるのは少々意外でしたよ

ハル

エーミールさん

エーミール

私はたまにですよ

エーミール

嗜む程度です

ハル

なら私もそうでしょう

エーミール

それより、私は貴方のその姿に疑問が生まれますがね

エーミール

マスター、今日はスカーレットオハラを

マスター

かしこまりました

エーミール

隣、失礼します

ハル

えぇ、どうぞ

ｺﾄｯ

マスター

マリブコークでございます

ハル

ありがとうございます

エーミール

…おや、マリブコークを選んだんですか

ハル

美味しいですよ

エーミール

分かりますよ、何年も通っていますから、色んな種類のカクテルを飲みました

エーミール

私の場合は来る度に別のカクテルを頼んで味を楽しんでますから

ハル

へぇ…それもまた楽しそうですね

ハル

…私個人的としては、モーツァルトミルクも手放せませんが

エーミール

……それ…甘くないですか？

ハル

私には美味しい範囲です

エーミール

そうですか…うちの総統なら喜んで飲むでしょうね

ハル

ふふ、想像が出来ます

ｺﾄｯ

マスター

こちらスカーレットオハラです

エーミール

あ、ありがとうございます

マスター

ごゆっくりどうぞ。ﾆｺｯ

エーミール

…ハルさんは何故此方に？

エーミール

グルッペンさんに御用でもありました？

ハル

えぇ、手紙を頂きまして

ハル

まぁ時刻制限はありませんでしたが、丁度バーに行きたかった気分でしたので早めの到着をしたまでです

エーミール

成程、それはお疲れ様です

エーミール

F国からここまでは随分と長い距離でしたでしょう？

ハル

いえ、そんなに疲れる距離ではありませんでしたよ

ハル

それに何度も訪れていますから…慣れています

エーミール

それならいいんですが…

エーミール

でも、城の中ではその姿だと気付いてくれませんよ？

ハル

……ふふ、逆ですよ、エーミールさん

エーミール

逆…？

ハル

このローブは｢気付かせない｣ためです

エーミール

………ほぉー…それはまた

ｸﾙｸﾙ…ｸｲｯ

ハル

今から反応が楽しみですよ…

エーミール

……ははっ、随分と悪い顔をしてらっしゃるw

ハル

……ふふ、冗談ですよ？

ハル

まぁさすがに警戒はされるでしょうけど、策はありますから

エーミール

ふーん……その策が気になるところではありますが…

エーミール

まぁ、教えてはくれませんでしょう？

ハル

勿論じゃないですかﾆｺ

エーミール

……っははw

エーミール

貴方は本当に悪い人だ…w

ハル

…お気に召したようで

エーミール

えぇ、凄く…嫌いじゃありませんよ、そのトリックﾆｺ

ハル

………

ハル

エーミールさん、貴方はこれからどちらに？

エーミール

今の時間じゃどこも店は閉まってますし、もう帰ろうかと

エーミール

ここに立ち寄ったのは、怪しい影を見かけたからですしね

ハル

おや、私のせいだと申したいのです？

エーミール

ふふ、まさか

エーミール

そんなはずはありません

エーミール

…久々なのですよ、私がこうしてゆったりとカクテルを嗜めるの

エーミール

それに、私意外と貴方に感謝してるんですよ？

ハル

へぇ…それは初耳です

ハル

知識は多いでしょう？

ハル

なのに何故私を？

エーミール

……何故か、と言われましても

エーミール

…………まぁ、強いていうなら今は気分…ですかね

ハル

………左様でございますか

ハル

感謝と尊敬なら、私では無く貴方々の主を対象にしてください

ハル

私ではとても不似合いですから

エーミール

……そうですか？

エーミール

私の視点から見るに、貴方は街の人や軍の兵から大きな信頼と尊敬を貰っているとお見受けしますが

エーミール

…………間違いでしたか？

ハル

………自覚はございません

ハル

後、その話については私個人としては不確かですから…ノーコメントで

エーミール

……貴方は本当に…ずるい人でもある

ハル

褒め言葉として受け取っておきます

ハル

エーミール司書管理人

エーミール

…………はぁ……成程

エーミール

チーノくんが言っていたことが漸く分かりました

ハル

…………チーノさん？

エーミール

貴方のことを、『まるで悪魔と天使のようだ』と

ハル

……………

ハル

……そうですか

エーミール

貴方は天使の微笑みと悪魔の巧みを同時に持っているようですね

エーミール

…それに、その年齢と体格でそこまでの知識と経験、実績

エーミール

………まるで子どもから育ってきた子どもでは無いかのようだ

エーミール

君は自分のことをどう説明するんや？

ハル

…………

ハル

……買い被りすぎですよ

ハル

少なくとも……私はまだ子どもでしょう

ハル

…ただ知識があるだけ。ただ思考が回るだけ。ただ子どもの体格をしてるだけ。ただ…

ハル

…………ただ、“生きているだけ”

エーミール

…………ハル…さん？ﾎﾟｶﾝ…

ハル

………すみません、少し喋りすぎました

ハル

この事は、内密に…

ハル

まぁ言っても構いませんが…いつも通り散策はご遠慮下されば

エーミール

………はい

ハル

…………ありがとうございますﾆｺ

ハル

では、私はこれで…

ハル

マスター、ありがとうございました…とっても美味しかったですﾆｺｯ

マスター

ありがとうございます、お客様

マスター

またのご来店、お待ちしておりますﾆｺ

ハル

えぇ、是非にﾆｺ

ハル

……では、エーミールさん

ハル

また、“お城”で

エーミール

…………

ｶﾗﾝ

ハル

………ふぅ…

ハル

……(少し長居してしまった)

ハル

(…さて、何処から行こうかな)

ハル

(簡単に入れる訳でも無さそうだし…)

ハル

(でも今は夜)

ハル

(夜に紛れて侵入するのは……何時ぶりだろうか…)

ハル

…………あは

ハル

楽しみだなぁ……

ハル

…グルッペン･ヒューラー総統

ハル

貴方は私にどんな顔を見せてくれるのかな……？

俺達は最強の軍だった【参加型】【完結】

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ハンヌくん

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