主
血だらけの父がいた
蘭
竜胆
蘭
蘭
蘭
竜胆
竜胆
蘭
数十分後
警察
蘭
警察
警察
警察
警察
蘭
俺は正直泣きそうだった
いや、泣きたかった
でも、隣で必死に涙をこらえている 竜胆を見ると
俺は泣いちゃだめだ
そうおもった
警察署
警察
蘭
竜胆
数分後
警察
蘭
俺は口を開いた
今言わなきゃ
二度と言えない。
全部説明し終わると
俺は泣いていた
警察
警察
蘭
警察
警察
警察
蘭
外はもう真っ暗だった
秋から冬に変わるこの季節
風が吹くと少し肌が痛かった
蘭
竜胆
警察
警察
施設の人
施設の人
蘭
竜胆
施設の人
施設の人
施設の人
施設の人
蘭
俺はそのまま眠りに落ちた
その夜、夢を見た
蘭
蘭
竜胆
蘭
蘭
竜胆
蘭
蘭
父
父
蘭
蘭
蘭
蘭
父
父
父
父
父
父
蘭
蘭
手を伸ばしたんだ
でも、届かなかった
もうすぐ触れられる!
そう思ったときに目が覚めた
蘭
俺の顔は涙でいっぱいだった
空には綺麗な満月が咲いていた