遅くなってしまいすみません!!😭
今後モブ黄表現あります(R)
黄side
22時とはいっても桃くんは 帰ってきていないと思っていたのに
玄関を開けたらそこには ハイライトを失って仁王立ちしている 桃くんの姿
桃
ずっと入れ違って会っても話しても いなかったから久々に聞いた声
その声はいつもより低くて 怒っているのがすぐに分かった
黄
気にかけてくれてるんだなって 思って嬉しかった
このまま抱いてくれるのかなとか 思ったのに
桃
黄
え、これで終わり?
しかもまだ日付変わってないから 僕の誕生日だよ
リビングに向かう彼の背中は 以前の彼とはほぼ遠いくらい 冷たく感じた
黄
それがどうしようもなく悲しくて 辛かった
黄
黄
それからは週に数回ほど青さんの お店へ通うようになった
僕を見てくれて すき って言葉を くれるのはここしかない
青
黄
その後はいつもみたいに僕は水 青さんは僕が入れた安いお酒
を2人で飲みながら楽しく雑談した
でもそんな時間が続くのも良くて30分
青さんはNo.1だから他の姫のところに
学生の僕には他の姫が出すような金額は 到底手に及ばなかった
それが悔しかった 青さんが離れていくのが嫌だった
桃くんのように見捨てられてしまうのが
怖かった
だから僕はお金を集めるために
黄
.
僕はゲイ専用のデリヘル嬢になった
平日は学校があるから基本土日に仕事
隙間時間を縫うように青さんの所
桃くん以外のモノを受け入れるのには 時間がかかったし未だに気持ち悪くて 仕方がない
でも青さんにまで捨てられる訳には いかない
.
黄
.
.
黄
黄
黄
黄
黄
そうして僕はまた体を売りに行く
黄
なんて言っても返事なんて帰ってこない
僕には門限があったけど桃くんが 朝まで帰って来なくなってから 24時をすぎるなんて当たり前だった
あの日だって門限を過ぎていたのに 桃くんは何も言わなかった
僕はまだ高校生なのに
ホストに行ってることもデリヘルとして 働いてることもバレたら終わりなのに
黄
でももう元には戻れない
桃くんとの関係も
でも別れたら終わりなのかなって
思ったけど 僕は桃くんに養ってもらってる
僕には両親がいないから
これはもう呪いだ
こんなの片想いと同じだし 僕は家政婦も同然だった
それでも僕はいつか返信してくれる って淡い期待を胸にボイメは毎日毎日 送り続けていた
黄
当たり前のようにすぐ付く既読 なのに返信はいつまで経つまでも来ない
黄
黄
青
青
.
青
黄
席について青さんに少し高い お酒を入れた
青
青
黄
そんなこと聞かれるなんて 思ってもいなかったからびっくり したけど、大丈夫、
黄
青
こんなこといつまで続けるのだろうか
桃くんにも、青さんにも嘘ばっか
なんで生きてるのかな
桃side
たまたま早く上がれて 家に帰ってきたら黄が居なかった
とっくに門限は過ぎていた
あの日もそうだった
門限を過ぎて帰ってきたけど 疲れていた俺は軽く言うことしか 出来なかった
あいつは大学も決まっているし 友達とって言っていたから 特に心配もしていなかった
入れ違い生活を送っているせいで どんな生活を送っているかも分からない
桃
上着を脱ごうとしたら 落ちてきた小さな箱
あの日、黄の誕生日渡しそびれた 誕生日プレゼント
今日帰ってきたら渡そう
なんて呑気に考えていた
でも黄が帰ってくることは なかった
まだかまだかと待っていたら 1本の電話が
黄だと思って急いででると
桃
青
親友である青の声
桃
青
さすがに心配になってきたから 一刻も早く黄と連絡が取りたいのに
桃
桃
青
桃
急に言われた言葉に思考停止
黄と青が一緒にいる?どうして?
それでも浮気だとは思わなかった 青は学生の頃から信用しているから
桃
青
青
青
青
青
青
桃
青
青
桃
青
青
桃
青
『体売ってる』その言葉が頭の中で 何度もリピートされる
青
桃
青の優しさには本当に 感謝しなければならない
青
青
青
桃
青
全部俺のせいだ
黄の優しさに甘えてた
毎日作ってくれるご飯
どれだけ散らかしても俺が 帰ってくる頃には綺麗になってる部屋
毎日送ってきてくれるボイメ
ただ会えてないだけで変わらないと 勝手に思っていた
だけど違った
ごめん、優しさに甘えて
冷たくして
誕生日も祝えなくて
だから戻ってきて俺の黄
コメント
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続きめっちゃ気になる👀 これからも頑張ってください💪🏻⋆͛