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藍
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鬼舞辻無惨
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鬼舞辻無惨
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鬼舞辻無惨
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鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
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鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
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鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
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鬼舞辻無惨
無惨は自身のポケットからハンカチを取りだして藍に渡した
藍
鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
藍
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無惨と藍は歩みを進めた
藍
鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
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鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
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鬼舞辻無惨
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無惨side
男はとてつもなく不愉快だった
立て続ける災難にこの上にもない怒りを感じていた
特に、見覚えのある耳飾りをしていた少年を見た時にはいつしかの苦渋が蘇ってきた
鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
やり場のない不快感に身を任せ、目的もなく歩みを進めていた無惨は特有の血の匂いがすることに気づいた
─── 稀血である
さらに、匂いの強さから稀血の中でもとても希少な稀血だということがわかる
獲物を逃す訳には行かない。 無惨は匂いのする方へ向かった
鬼舞辻無惨
無惨の視線の先にいたのは路地裏の真ん中で座り込む少女の後ろ姿 稀血の者の正体である。
天なんか仰いで一体何をしているのか、無惨はそう思いながらも少女に近づいていった
鬼舞辻無惨
声をかけると少女は驚いたように無惨の方を振り向いた
鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
そこら辺にいる庶民にも上流階級の人間にも当てはまらぬ少女の装いは初めて見るもので
少女の黄土色の髪色がより異国者だと無惨を錯覚させた
藍
鬼舞辻無惨
1000年以上生きてきたにも関わらず、無惨は「スマホ」というものを聞いたことも見た事もなかった
無論それは当然のことだ。
しかし、少女が生きる時代─令和ではスマホは普及している
自分が大正時代にタイムスリップしているなんぞ思いもしない少女は無惨がスマホについて問うとわかりやすく困惑の色を示した
藍
そしてついには年号を問われる羽目に。
鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
少女は驚いた。
否、正確に言えば驚きを隠せていなかった。
泰然自若を装っているつもりなのだろうが表情に滲み出てしまっている
訳はともかく彼女が混乱していることは目に見えて確か
無惨は確信した
漬け込むなら今であると。
鬼舞辻無惨
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