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人間死ぬ時は たった独りなんだと思う。

「死ぬ時は一緒」 なんて言ってくれる 健気な仲間がいても、 結局は、恐怖と孤独に 呑まれながら死んでいく。

僕は死ぬのが怖い。

独りぼっちは嫌だから。

グルッペン

おい、起きろ。
大先生ー!

大先生

ん、、、?

グルッペン

お、やっと起きたか。
なんかうなされてたぞ。

大先生

あぁ、、、うん。
やな夢見たわ。

グルッペン

、、、。

大先生

、、、。

大先生

なぁ、グルちゃん。

グルッペン

どうした?

大先生

死ぬってどういうことやと
思う?

グルッペン

お前そんな鬱屈とした夢
見てたんか?

大先生

んー、まぁ。
なんか、死ぬ時って
どんな気持ちなんやろ
って思った。

グルッペン

少なくとも俺は後悔するな。

グルッペン

俺には、やりたい事が
山ほどあるし、

グルッペン

立場上俺がいなくなる、
死ぬって事はこの軍の
敗北を意味する。

グルッペン

それだけは、駄目だ。
俺が俺を許せない。

大先生

、、、。

グルッペン

それに、そうだな。
俺はお前らといるのが
好きだ。

大先生

なんや、うれしいこと
言ってくれるやんけ。

グルッペン

んー、まぁ
本当に冗談ではなく
好きだ。

グルッペン

過去に、お前らもそうだが
1度くらい死にかけた事
あるだろ?

大先生

せやな、、、
俺もあるっちゃある。
トラウマやで。

グルッペン

俺も過去に1度刺客に
殺されかけてな、
その時はまだ、トントンと
オスマンしか
軍にいなかったから、

グルッペン

俺は毎度毎度
今みたいにゾムとか
ひとらんじゃなく
トントンを護衛として
連れ回してたんだ。

大先生

たしかに、トン氏本来
戦闘が主みたいだしね。

グルッペン

まぁ、彼奴の場合
戦闘要員で、
事務はその付随品
みたいなもんだ。

大先生

そうなん?

グルッペン

んー、言ってしまって
良いのかわからんが、
彼奴の本業は手練の
刺客だったからな。

大先生

はえー、
じゃあたまに
戦場でめっちや
楽しそうに戦ってんのは
リフレッシュなん?w

グルッペン

そうだなw
傍から見たら
頭おかしい奴だけどなw

グルッペン

話がそれたが、
俺がそうやって
トン氏を連れ回してた
時に1度、
俺が別の軍に
拐われた事があってん。

大先生

軍にいるのたった
3人なのに?

グルッペン

まぁ、人員目当てってのも
あったんだろ。
オスマンは言わずもがな、
トン氏もあの頃は
かなり有名で、
俺を出汁にして彼奴らを
軍に入れたかったんだろ。

大先生

今でも、
人員目当てってのは
結構あるもんな。

グルッペン

まあ、ここからが
笑いものなんだが。

グルッペン

彼奴ら手加減を
知らないのか、
忠誠心の塊なのか
知らんが、

グルッペン

オスマンが周辺の軍部に
ありえん速さで
話をつけてきて、
その軍隊を率いて先頭を
怒り心頭のトン氏が
歩いてくるっていうなw

トントン

だーれが怒り心頭やねんw

大先生

うわっ、トントン。

トントン

いや、腹はたってたけど
ちょっとわくわくしてた
っていうのもあるんよなw

グルッペン

いや、あんなキレてるトン氏
あの時以来見てないわ。

グルッペン

粛清剣を片手に拳上げて、
すっげぇオーラ出しながら
吊し上げにされてる俺に
向かって
「グルッペン、
門限すぎてるで。」って
言ってきやがったw

トントン

うわ、やめろ
なんか恥ずかしいやないかw

グルッペン

まぁ、なんだ。
お前も例外じゃなく
この軍にいる限り
なかなか死ねねーぞ
ってことだな。

大先生

、、、うん。

グルッペン

なんてったって、
俺は軍の幹部に
今まで怠けてきたような
怠惰な奴は入れてないし、

グルッペン

仲間を簡単に捨ておくような、
本当に心のない人間も
いれた覚えはない。

大先生

うん。

グルッペン

俺が幹部に選んだのは、
今まで自分の未来ために、
あるいは誰かの為に
努力してきた人間だ。

グルッペン

努力で勝ち取った結果を
お前らはこの軍に入っても
遺憾なく発揮してくれて
いる。

グルッペン

そんなお前らが俺は好きだ。

大先生

、、、うん。
俺もすき。

トントン

なんの話か知らんが、
どーせくだらない
事やろ?

グルッペン

我々人間は過去でも未来でもなく
今を生きている。
だからこそ、未来に
ささやかな不安を抱くのは
当然だ。俺だって何度かある。

トントン

人間、最悪の未来を思い描いて、
自分を宥めるっていうのが
本能みたいなもんやからな。

グルッペン

しかし、そんな
最小限の未来を
思い描いていては
生ぬるいっ!

グルッペン

我々は勝利する!
何になんて小さなことは
言わない。
俺たちは世界に勝つ!

グルッペン

そのためにもお前らは必要だ、
だからそのいつか勝利する
日までお前たちを
死なせるつもりは毛頭ない。

グルッペン

そして、勝利と共に
我々が得るのは
それまでに築き上げてきた
強固な絆だ。

グルッペン

いいか、大先生、
そんなに不安だったら
その絆を手に入れるために
前進しろ。

グルッペン

俺たちにそれが手に入れば、
築き上げられれば、
俺たちはいつまでも
一緒だ。

グルッペン

そうすれば、
勝利するまでは、死ねない。
勝利してからも仲間と一緒。
お前が独りで死ぬ要素なんて
どこにもないだろ。

大先生

うん、、、!

トントン

wまぁ、
今でも充分俺は
お前ら好きやけどな。

グルッペン

同感だ。

大先生

お、おれも
俺もお前ら大好きや。

大先生

ありがとうグルちゃん
トン氏。

グルッペン

どうってことない。
悩みを聞くのは
得意なんだ。

トントン

あんた悩みなしやからねw

グルッペン

お、俺だって日々
甘いものについて
思い悩んでるゾ!

トントン

よー言うわ。

大先生

、、、。

大先生

、、、これからもよろしくね。

グルッペン

おう。

トントン

もちろん。

【wrwrd】軍旗番外編シリーズ season2

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コメント

4

ユーザー

グルさんすげぇ... ってかこれを考える主がすごi)))←めたいぞ

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