TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

懐かしの懐中時計

一覧ページ

「懐かしの懐中時計」のメインビジュアル

懐かしの懐中時計

1 - 懐かしの懐中時計

2019年05月08日

シェアするシェアする
報告する

愛莉

はぁ。

愛莉

ついに引っ越しかー

愛莉

ごめんね!手伝って貰って

亜美

全然!!これで最後なんだからドンドン甘えてね!

愛莉

ありがとう(泣)

亜美

愛莉、これ懐中時計?

愛莉

んー?

愛莉

あ、そうだよ!!

亜美

可愛いー!買ったの?

愛莉

おばあちゃんから貰ったの

亜美

へぇ…

亜美

愛莉のおばあちゃんってもう亡くなったんだよね…

愛莉

うん。

ボフアァ!!

愛莉・亜美

キャー!

愛莉

何!?

亜美

爆発?

???

これこれ…そんなに驚かなくても…

愛莉

誰?

亜美

幽霊みたい…

???

まぁ幽霊じゃな!!

愛莉・亜美

幽霊!?

???

まあまあそんなに驚くな。

愛莉・亜美

驚くよ!

愛莉

(誰かに似てる…)

???

今からソナタ達を1957年の日本に案内しよう!

亜美

いやいや、愛莉今から引っ越すんだよ!?

愛莉

面白そうじゃん!行こう!!

亜美

ええ!わかったよぅ…

???

それじゃレッツゴーじゃ!

ボフアァー!!

???

ここが1957年の名古屋じゃ

愛莉

へぇ…

亜美

すごーい!

愛莉

あ、あれ見て!

敦子

はい!これ!

京子

私も!はい!

亜美

あれ…なにしてんの?

???

プレゼント交換と言うものじゃな。

愛莉

へぇ…何を交換するんだろ?

京子

わぁ!懐中時計!

敦子

すっごーい!腕時計!

愛莉

腕時計で喜ぶなんて変な子達…

???

当時時計は少なかったんじゃよ。

亜美

そうなんだ。

亜美

よく見たら、あの懐中時計愛莉が持ってるのと似てない?

愛莉

ホントだ!同じ!!

愛莉

…あっ!!!!

亜美

どうしたの?

愛莉

1957年っておばあちゃんが子供の時だ!

亜美

えぇ!

愛莉

それに名前も同じ…もしかしておばあちゃん?

亜美

でも同じ年で京子ちゃんぐらいいるでしょ。

愛莉

違う…

愛莉

あれ、おばあちゃんだよ!!

愛莉

おばあちゃんのアルバム見たらあの子とそっくりだもん!

???

流石わしの孫じゃあ。

愛莉

もしかしてあなた、おばあちゃん!?

おばあちゃん

そうじゃよ。

おばあちゃん

愛莉ちゃんがまだ大切に懐中時計を持っていてくれて嬉しくてなぁ。

おばあちゃん

そろそろお別れじゃな。

愛莉

やだよ…おばあちゃん…行かないで…

おばあちゃん

いいかい、愛莉ちゃん。

おばあちゃん

時計を持っていて損はしない。

おばあちゃん

これからもこの懐中時計を大切に持っていてくれ。

おばあちゃん

よろしくな。

愛莉

おばあちゃん!!

ボフアァー!!

亜美

戻ってる…

愛莉

これ…これからも大切にする…!

愛莉

おばあちゃん!!私、大切にするからね!

60年後

愛莉

明ちゃん…

愛莉

これを大切に持っていてね

愛莉

よろ…し…くね…

おばあちゃん!!

おばあちゃん!!

この懐中時計…大切に持ってるよ!

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚