コメント
7件
⚠Dom/SubユニバースはBLコミックでしか読んだことがない素人が、急に降ってきたネタを打ち込んだだけの駄作です。 ⚠一応Dom/Subユニバースの勉強をしながら書いたつもりですが、泡吹くんじゃないかってくらいコマンドにまみれてます。(多分こうじゃない)
生意気な三途くんが泣くものを書きたかっただけです。 読んでないけど、きっとみんながみんな考えるネタだと思います。 被ってたらごめんなさい…! ノークレームでお願いできますと本当に助かります…!
大丈夫ですか…?
春千夜と竜胆のソリが合わないのは、梵天の内部ではよく知られたことだった。
今日も今日とて怒鳴り始めそうな勢いで言い合っている。他の幹部たちは見慣れたもので、2人に構うことなく自分のすべきことに勤しんでいる。
竜胆
春千夜
竜胆
春千夜
竜胆が春千夜の胸倉を掴みそうになったところで、蘭が間に入って2人をなだめた。
蘭
竜胆
春千夜
竜胆
蘭
竜胆
反社の世界では上下関係は絶対だ。上司に逆らう事は本来許されていない。超えてはいけないラインを超えそうなところで、蘭はいつも助けてくれる。
春千夜
竜胆
竜胆は春千夜に向かって深々と頭を下げた。顔を上げる時に、彼にだけ聞こえる声で「特別な言葉」を告げる。
竜胆
春千夜
春千夜は小さく身体を震わせて、唇を噛んで竜胆を睨みつけた。竜胆はその悔しそうな顔を見て、小馬鹿にするように舌を出した。
コマンドはプライドが高い春千夜にとっては呪いの言葉だ。
思春期を迎えるまで、自分はDomかNormalだと思っていた。
学校で実施した検査でSubだと判明した時は、受け止められなくて何度も再診した。
結果は当然変わるはずもなく、Subのままだったが。
周囲に隠しているが、春千夜と竜胆はパートナーだ。お互いいけ好かない存在だと思っていることは間違いないが、いかんせんDomとSubとしての相性が良すぎる。
竜胆が去り際に放ったコマンドのせいで、春千夜は欲求が全身を巡って気がおかしくなりそうになった。
春千夜
春千夜は椅子に座ると、こっそりとデスクからSub用の抑制剤を取り出して飲んだ。
春千夜はSubの中でも欲求が強い部類に入る。しかも被虐心が強いからタチが悪い。
春千夜
他の幹部達には自分がSubであることは隠しているから、気付かれる訳にはいかない。しかし身体は勝手にガタガタと震えて、コントロールできない。
望月
春千夜
「呪い」のせいで声を発することができなくて、春千夜は静かに頷く。ヤク中だと思われていることは至極都合が良かった。
春千夜
竜胆は春千夜に呼び出されて、彼の自宅に来た。心当たりなら大いにある。
いくら上司と部下であっても、竜胆の下で命懸けで働く配下達を馬鹿にされるのは許せなかった。
合鍵を使って中に入ると、春千夜は偉そうに足を組んでソファーに座っていた。
春千夜
竜胆
春千夜
竜胆
春千夜
竜胆
春千夜
竜胆
春千夜
竜胆
春千夜
春千夜は竜胆を睨みつけるが、目には薄く涙が浮かんでいて全く威圧感がない。
抑制剤を飲んだだけでは欲求不満を解消できなかったのだろう。
竜胆
竜胆
春千夜は悔しそうな顔でゆっくりと立ち上がり、竜胆の目の前で膝を着いて座った。上目遣いで睨みつける顔は、竜胆のことをこの上なく煽る。
竜胆
春千夜
褒めながら頭を撫でると、春千夜は嬉しさで表情が緩みそうになるのを堪えて唇を噛んだ。感情を抑えているせいで耳が真っ赤になっている。その反応がたまらなくて、竜胆は喉を鳴らした。
竜胆
春千夜
竜胆
春千夜
強めのコマンドを告げられて、春千夜は屈辱で表情を歪めながら命令の通り四つん這いになった。
春千夜は人より尻を高く上げて四つん這いになるクセがある。引き締まった臀部は色気があって、竜胆はこのポーズが気に入っていた。
竜胆
春千夜
竜胆
春千夜
春千夜がそう言うのは目に見えていた。わかっていて、わざと命令した。
竜胆
春千夜
つんと突き上げられた臀部を掌で強く叩くと、春千夜は背を反らせて悦んだ。Subはお仕置きされることでも満たされることができる。特に春千夜は体質的に、褒められるよりも叱られている時の方が幸福に浸れるらしい。
竜胆は屈んで、春千夜の顎を指ですくうと低い声で再度命令した。
竜胆
春千夜
竜胆
肩を抱きしめると、春千夜は竜胆の腕の中で悦び震えた。しかし表情は相変わらず恥辱で歪んでいて、遂にはぽろぽろと涙を流し始めた。
竜胆
竜胆
春千夜は四つん這いのポーズのまま、竜胆の唇に口付けをした。
竜胆
褒められたことで春千夜の身体は悦び、ビクビクッと大きく震えた。熱く身体を火照らせながら、一枚一枚自分の服を脱いでいく。
下着一枚になったところで、竜胆は両腕を広げると優しい声色でコマンドを告げた。
竜胆
春千夜が自ら腕の中に入って来ると、竜胆は抱きしめながら頭を撫でた。
竜胆
春千夜
言葉とは裏腹に、春千夜は多幸感に包まれサブスペースに入った。言葉に力がなくなり、恍惚とした表情で力なく竜胆に寄りかかっている。
春千夜が満たされていくにつれて、竜胆も喜びと高揚を感じていく。
通常サブスペースはDomとSubの間に信頼関係がないと到達できない。
しかし竜胆と春千夜は相性が良いせいで、感情とは無関係に到達できるようになった。
竜胆は春千夜を抱え上げると、寝室へと向かってベッドの上で組み敷いた。
普段は当たりの強い上司が、まるでクスリを接種してトリップしたかの様に自我をなくして笑んでいる。こうなってしまえば、どんな命令をしても拒まれることはない。
春千夜の頬に伝う涙を指で拭って、再び命令を告げる。
竜胆
春千夜
春千夜はキスを欲しがるように自分の唇に舌を這わせて濡らしながら、最後の布を脱ぎ払おうと手を掛けた。
竜胆は目眩を覚えるほどの興奮を覚えて、褒める事を忘れて春千夜の唇へと喰らいついた。
本来竜胆は嗜虐心が強いDomではない。褒めて褒めてSubを喜ばせて、幸せそうな顔をしているのを見るのが好きだ。
春千夜のこともできれば沢山褒めてやりたい。しかし春千夜が仕置をされる時に幸福を感じるタイプだから、それに合わせて接している。
竜胆が主導権を握っているようで、実際は春千夜を中心にプレイが進んでいる。
竜胆
色っぽく乱れるパートナーを目の前にして全てがどうでも良くなって、竜胆は理性を手放した。