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いつの間にか、空は晴れていて…
そんな空を見ていると、 全てどうでも良くなってくる。
ころん
ころん
るぅと
るぅと
そんな嫌な共通点で…
僕らは簡単に信じ合ってきた。
ころん
君の手を握った時…
微かな震えも既に無くなっていて…
るぅと
ころん
そう話しながら、 2人は線路の上を歩いた。
大人
ころん
るぅと
大人
金を盗んで、2人で逃げて
どこにも行ける気がしたんだ。
今更怖いものは、 僕らにはなかったんだ。
額の汗も、落ちたメガネも、
ころん
るぅと
旅だ───。
いつか夢見た。
るぅと
るぅと
救ってくれるのかな…?
ころん
ころん
ころん
ころん
るぅと
ころん
るぅと
食料は底を尽き、 視界も悪くなって…。
でも、ふらふらと歩き続けた。
大人
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
そして君は首を切った。
まるで何かの映画のワンシーンだ。
白昼夢を見ている気がした。
大人
ころん
ころん
気づけば僕は捕まって、
君がどこにも見つからなくって。
君だけがどこにも いなくって…。