ハッピーバースデー

今の時刻は0:00

ちょうど、今

俺の誕生日になった

なのに

おめでとう

などの、メッセージが送られてこない

もう俺の心はズタボロ

だって

本当の目的の人からも、送られてきてない

１番、送ってきて欲しい人

諦めた俺は

布団に潜る

ちょうどその時

ピコンッ

と、通知のなる音で起き上がる

え、やばい、嬉しい

ルンルン気分で

スマホを見る

すると

相手は

etさん

１番、送ってきて欲しい人から

１番最初に送られてきた

声にならない叫び

何が送られてきたか確認すると

「リビング、来て」

あれ、？

俺の　おめでとう　は？

俺は頭に「？」を浮かべながら

とりあえずリビングへ足を運んだ

リビングへ着いた

俺の目の前にいるのは

オレンジの髪色をした

etさん

でもなんか思ってたのと違…

ただ

ちょっとバレバレすぎて

可愛すぎて

顔に出てないかと不安になる

etさんがなんか小声で話してて

俺には、その声は聞こえなかったんだけど

etさんは、ソファに座って話してる

俺には、ちょうどソファの後ろ辺りは見えない

もしかしたら

俺が一歩歩こうとしたら

etさんが立ち上がり

バンッとetさんの後ろに隠されてあったクラッカーを鳴らす

すると、ソファの後ろからとか

隠れていた皆が一気に

俺に向かってクラッカーを鳴らす

てか、ソファの後ろにいたの

jpだったんかよ…

てか、それじゃなくて！

クラッカーで落ちた紙吹雪などを

俺の頭の上に乗っけてくる

え…

ついつい、口が滑った

etさん達の方では、まだ言い合ってるが

どうやらもう解決したみたいだけど

本当、ずっと前から

ずっとずっと

あの時から、欲しかったんだ

一生のお願いを使ってもいいから欲しい

これからの誕生日

プレゼントがなくてもいいから

これが、欲しい