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恋愛なんて興味無い

そう思ってた

あの沼男と出会う前までは…

中学を卒業し、高校生になった

けれど高校生になってからこれといった友達も未だに出来てない

いつも1人

それが少し寂しかった

周りは親友やら友達やら

友情も恋愛もよく分かんない

特に恋愛なんて

You.

はぁー…

いつものように机に突っ伏して時が流れるのを待っていると先生が来た

先生『 それではHRを始める 』

先生『 の前に今日は転校生がきている 』

へー転校生なんて珍しいな

どんな人だろ

先生『 入ってきてくれ 』

YJ.

こんにちはぁ〜

ちょっとチャラそうだけど雰囲気は柔らかそうなニコニコした男が入ってきた

YJ.

チェ・ヨンジュンって言います!

YJ.

ヨンジュンとかチュニとか自由に呼んでください!

すごいイケメンが来たなぁ

先生『 じゃあ席は…あそこに座ってくれ 』

YJ.

はーい

よりによって私の隣かよ

1人でのんびーり学校生活おくろうとしてたのにな〜

まぁ必要以上に話しかけなければ……

YJ.

えっと初めてまして

YJ.

名前聞いてもいいですか?

You.

チェ・〇〇です

そう言うと彼は目をおっきくした

YJ.

チェ!同じなんだね!

YJ.

仲良くしてくれると嬉しいな〜

You.

あ…あはは………

人にあまり慣れないので愛想笑いしか出てこない

休み時間だ

予想通り隣の彼の席には人が集まっていた

騒がしーなーとか思いながら机に突っ伏していた

…すると名前を呼ばれた気がした

YJ.

そう〇〇ちゃん!
苗字が同じでびっくりしたんだよね〜

隣の席からだ

YJ.

ね!〇〇ちゃん!

You.

あ、えっと……

なんて答えたらいいか分からずに眉をひそめていると、前の席から声が聞こえた

SB.

あのさ、転校だか知んないけどそんな積極的すぎたら〇〇びっくりするよ?

この人はスビナだ

中学が一緒で、友達の居ない私に唯一話しかけたりしてくれる人

スビナは友達?なのかな…

よくわかんないや

YJ.

え、びっくりしちゃった?

You.

少し…

YJ.

嫌な思いさせたならごめんね

You.

全然大丈夫

SB.

ホント?

You.

うん
大丈夫だから

YJ.

っていうかその人は呼び捨てなのに俺は呼び捨てダメなの?

SB.

僕は〇〇と仲良いからね〜

女子生徒『 え!?〇〇ちゃんスビン君と仲良いの!? 』

女子生徒『 ねぇ〇〇ちゃん!スビン君紹介してくれない?(コソッ) 』

あーもうこうなるから知られたくなかったのに

スビナは顔もいいし優しいしそりゃモテてる

そのスビナと仲良くしてるって噂が広がったら……さすがに怖い

You.

スビナそれ以上口開かないで

SB.

なんでよ

You.

とにかく口開くなアホ

YJ.

へー
〇〇ちゃんその人と仲良いんだ

彼は何故か不機嫌そうだった

SB.

僕チェ・スビン
その人呼びやめて

YJ.

俺たちだけのチェじゃなかったんだね

You.

そっかスビナもチェだもんね

YJ.

チェ仲間増えちゃったよ…

彼は目を伏せて下を向きながらそう言った

YJ.

っていうかさ俺も〇〇ちゃんのこと呼び捨てしていいよね??

You.

え、まぁ……

YJ.

嫌だったらこれから仲良くしよ?そしたら良いでしょ?

YJ.

俺のことも呼び捨てしていいから!

そう言いながら彼は私の手をぎゅっと握った

彼の目は輝いていて、上目遣いしてくる

その時鼓動が高まったのは恋なんて知らない私には分からなかった______

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