ci
…は
甘い香りが部屋に立ち込めた
兄と呼んで慕う彼の匂い
キャスターマイルド。
「なんや、良かった」
その言葉だけが
俺の中で突っかかった。
…なんだよ
"良かった"って
ci
おれは…
俺は
どうするべきだった?
ci
…はは
ci
死にてえー…、w
____
____鬱の部屋
あの人を殺した人物
自分はそれを
憎いのか,それとも 恨んでいるのか
自分でも分からない。
俺に残ったのは ただただ後悔だったから。
だから
何かないかと
大先生の部屋を漁った。
中には
ただ綺麗な石を集めてたり
タバコのストックだったり
あの人らしい物で いっぱいだった
ci
だいせんせ…
shp
チーノ?
ci
ぅわ…っ
ci
びっくりした…
shp
いや、なんかこの部屋から音聞こえんなって
ci
…うん
shp
…心残り?
ci
…
『うん』
なんて言ったら
また、怒るんだろうな
それでも
やっぱり俺の中には 後悔しかなくて
だから
だから
少しでもその後悔が 薄れる気がして
大先生が撃たれた場所
腹部を
思いっ切りカッターで 切ってみた。
罪悪感があったりなかったり
ただそれが
俺が唯一償える方法 だった"はず"だから。