夏休み明け
千華野 美琴
△△ ○○
△△ ○○
夏休み明け初日、クラスに入ると美琴が飛びついてきた
千華野 美琴
千華野 美琴
千華野 美琴
△△ ○○
白布 賢二郎
私が美琴をひっぺがすと、後ろから不機嫌そうに白布が入ってくる
千華野 美琴
白布 賢二郎
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
千華野 美琴
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
千華野 美琴
美琴が嬉しそうに見せてきたのは「文化祭の出し物」と見出しに書かれた紙の束だ
白布 賢二郎
△△ ○○
千華野 美琴
△△ ○○
白布 賢二郎
千華野 美琴
千華野 美琴
△△ ○○
白布 賢二郎
千華野 美琴
△△ ○○
△△ ○○
千華野 美琴
美琴は頬を膨らましながら渋々机へと戻って行った
やれやれとため息をついた私は席に座った白布と目があった
△△ ○○
白布 賢二郎
お互い無言で目線をそらす
別に大喧嘩したとか、お互い嫌いだとかそういうことじゃないけど
夏休みに色々あったからちょっと気まずいななんて
私の秘密も知られた
っていうか知ってたみたいだけど
2年になってから毎日喧嘩ばかりの彼が5年も前に出会った私の希望の人だったなんて未だに信じられない
△△ ○○
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
そんなことを考えていたら自然と彼の方へと目線を戻していたようだった
不機嫌そうな彼は私を怪訝な目で見たあとでカバンの支度に戻る
夏休み中も部活で何度か顔を合わせてはいるが、クラスで顔を合わせるのはちょっと新鮮な気もする
△△ ○○
LHR
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
クラスの男子
クラスの女子
クラスの男子
クラスの女子
クラスの男子
クラスの女子
クラスの男子
クラスの女子
クラスの男子
クラスの女子
クラスの男子
クラスの女子
クラスの女子
そして、長引くだけ長引いて
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
白布 賢二郎
白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
白布 賢二郎
△△ ○○
瀬見 英太
瀬見 英太
△△ ○○
瀬見 英太
瀬見 英太
△△ ○○
瀬見 英太
△△ ○○
△△ ○○
瀬見 英太
川西 太一
△△ ○○
川西 太一
△△ ○○
瀬見 英太
△△ ○○
△△ ○○
瀬見 英太
川西 太一
△△ ○○
△△ ○○
川西 太一
瀬見 英太
川西 太一
瀬見 英太
川西 太一
川西 太一
△△ ○○
△△ ○○
川西 太一
△△ ○○
川西 太一
川西 太一
△△ ○○
△△ ○○
川西 太一
瀬見 英太
△△ ○○
瀬見 英太
△△ ○○
瀬見 英太
△△ ○○
瀬見 英太
△△ ○○
川西 太一
△△ ○○
川西 太一
川西 太一
△△ ○○
瀬見 英太
川西 太一
△△ ○○
ドカンっ
△△ ○○
川西 太一
瀬見 英太
話をしていたら3人の間を鋭いボールが勢いよく横切った
白布 賢二郎
瀬見 英太
川西 太一
△△ ○○
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
△△ ○○
△△ ○○
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
△△ ○○
△△ ○○
千華野 美琴
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
千華野 美琴
△△ ○○
千華野 美琴
△△ ○○
△△ ○○
千華野 美琴
千華野 美琴
△△ ○○
△△ ○○
千華野 美琴
買い出し当日
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
肌触りの良さそうなドルマンシャツジャケットにシンプルな白Tのインナー
そして綺麗なシルエットのプリーツテーパードパンツ
△△ ○○
白布 賢二郎
白布 賢二郎
△△ ○○
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
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白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
△△ ○○
白布 賢二郎
白布 賢二郎
△△ ○○
△△ ○○
白布 賢二郎
白布 賢二郎
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
その後、なんだかんだ店を回り終えて、あとは布の受け取りのみとなった
私と白布の両手にはもう抱えきれないほどの大荷物
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
白布が指さしたのはチョコとアイスのパンケーキ
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
?
△△ ○○
?
白布 賢二郎
△△ ○○
笹倉 恵那
白布 賢二郎
白布 賢二郎
△△ ○○
笹倉 恵那
笹倉 恵那
白布 賢二郎
ふと白布を見ると、凄い形相で恵那を睨みつけていた
笹倉 恵那
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
笹倉 恵那
△△ ○○
△△ ○○
少し食い気味に私は状況説明をする
笹倉 恵那
笹倉 恵那
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
白布 賢二郎
笹倉 恵那
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
クズ男
クズ男
△△ ○○
白布 賢二郎
白布も私も食べ物が来るまでスマホをいじったり買い忘れがないか確認したりしていると急に怒鳴り声が聞こえた
笹倉 恵那
クズ男
クズ男
ガシャン
笹倉 恵那
太ったおじさんは理不尽に怒鳴りつけると恵那の持っていたメニューをお皿ごとひっくり返した
店中が静寂に包まれる
立て続けに店長さんらしき人が出てきて何か喋ってる
クズ男
クズ男
クズ男
店長さんは慌てた様子で、恵那は今にも泣き出しそうな様子だった
クズ男
ダンッ
△△ ○○
我慢しきれなくなった私は机を思いっきり叩きながら立ち上がる
目の前でスマホを触っていた白布が驚いたように身を震わせた
クズ男
△△ ○○
△△ ○○
クズ男
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
クズ男
クズ男は床に落ちたケーキを手で掴むとこっちに投げようとする
全然よけられるスピードだった
けれど私がよけたら、真後ろの恵那に当たると思った
せめて被害を抑えるために顔を腕で覆う
ベチャ
白布 賢二郎
ケーキが当たった感覚がないと思ったら、白布の重低音が目の前から聞こえた
驚いて目を開けると別の皿でケーキを受け止めてクズ男をものすごい形相で睨みつける白布が立っていた
クズ男
クズ男
白布 賢二郎
クズ男
白布 賢二郎
白布 賢二郎
ベチャ
白布は皿で受け止めたケーキをクズ男の顔面に押し付けた
△△ ○○
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
クズ男
クズ男は怒りが頂点に達したのか、真っ赤な顔で今度は白布に拳を振り上げた
でももう遅い
△△ ○○
私はクズ男の首元にフォークを突きつける
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
クズ男は未だに怒りで体をわなわなと震わせている
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
△△ ○○
私はフォークを突きつけたまま冷ややかな目でクズ男を見下ろす
クズ男
警察
△△ ○○
クズ男
クズ男
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
警察
白布 賢二郎
白布 賢二郎
クズ男
クズ男は暴言を吐きながら店の外へと連れていかれる
△△ ○○
△△ ○○
笹倉 恵那
店長
他のお客さん
他のお客さん
他のお客さん
他のお客さん
他のお客さん
店長
△△ ○○
△△ ○○
笹倉 恵那
笹倉 恵那
笹倉 恵那
笹倉 恵那
私と白布は恵那や店長さんからの感謝や、周りからの拍手で少し照れくさくなって頬を赤くする
よくよく考えたら、凄いことしたのかもなぁって思えてきて
満足気な顔の白布と無意識にグータッチをしていた
結局、店長と恵那に押し切られて私達は無料で自分たちの頼んだものと、ドリンクをサービスしてもらった
すっかり夕方になって、私と白布の手には買った荷物と飴やらお菓子やら貰った物で塞がっていた
学校まであと少し
さすがに1日、色々と疲れた
白布もさっきの満足気な顔はどこえやら、真顔で歩いている
なんなら少し不機嫌にも見える
ピロロロ
ふと、私のケータイから着信音がした
△△ ○○
私は白布を呼び止めると、何とかケータイを取り出す
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
白布 賢二郎
△△ ○○
なんだか少し嫌な感じがした
△△ ○○
川西 太一
△△ ○○
太一の声が耳の奥で反響する
今、なんて?
腕の力が抜けて、ドサドサっと荷物が床に落ちる
白布 賢二郎
白布が怪訝そうに私の顔を覗き込む
頭のてっぺんから血の気が引いてくる
白布 賢二郎
白布の声が途切れ途切れにしか聞こえなかった
川西 太一
川西 太一
待ってよ、理解が追いつかない
普段は聞きなれない太一の焦った声
それがなかなかに現実味を帯びていて
いても立っても居られなくなった私は、駆け出した
白布 賢二郎
震える足で走っていたから、荷物を置いた白布にはすぐに追いつかれた
電話を持っていない私の手を白布はぎゅっと握り込む
まだまだ暑いはずなのに、白布の手が暖かく感じるほど私の手は冷えきっていた
白布 賢二郎
白布 賢二郎
いつもの彼の安心する声
それでも私はヘタっとその場に座り込んでしまう
白布 賢二郎
私はケータイを置いて両手で白布の手を握り返す
△△ ○○
びっくりするほど、自分の声も震えていた
白布 賢二郎
それ以上は、唇が震えて言葉が出てこない
恐怖で鳥肌が止まらない
白布 賢二郎
白布が私のケータイを取ると、太一に問う
白布 賢二郎
もう一度聞こえた、太一の焦った声
美琴が倒れて、今緊急治療室に…!
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
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お客様は神様? ッw じゃぁ、 死ぬ?