TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ハンナ

お嬢様〜

サファイア

ハンナ!

ハンナ

この間はあの武器庫から突然どこへお行きになられたのですか!?

ハンナ

気づけば帰ってらしたので安心しましたが…

サファイア

ごめんね、これからはきちんとハンナに言うよ

外に出てたとは言えないし…

サファイア

あ、ねえ、私そろそろお外に出てみたいな!

サファイア

(正式に出られるなら問題ないよね!)

ハンナ

ラファエル様が許可するかどうか…

サファイア

(あ…)

ハンナの気まずそうな顔を見て気づく

そうだった

どれだけ平和に感じても

所詮私はサファイアなんだ

サファイア

んふふ、冗談だよ!

サファイア

ここにだってハンナもいるしね〜!

ハンナ

お嬢様…

ハンナ

そ、そういえばラファエル様が本日のサファイア姫様の礼儀について興味を抱いてらっしゃいましたよ!

サファイア

え?

ハンナ

サファイア様は本当にいつのまにそんなことを覚えてらっしゃったのですね!

サファイア

(そんなこと━━━)

だっていつだって本編では

ラファエルはサファイアを叱り、こうするんだと言っていた

それに相反して、シャーロットは貧しい貴族のため礼儀を知らなくても

今から覚えれば、と得意の愛嬌でお許しをもらい

ラファエル直々に先生を指名してもらってた

サファイア

(その礼儀作法の教えどっちも、私は見てるわけだし)

サファイア

(それでも…)

サファイア

やっぱり私の礼儀なんてまだまだだよ、こんなのじゃ外にだって出られない

サファイア

あーあ、私にも先生がつけばいいのにな〜

ハンナ

そうですね…

ハンナ

サファイア様は王族ですしいつか先生をおつけしていただけますよ!

サファイア

(それはどうだか…)

サファイア

ありがとう!ハンナ

サファイア

私が寝付いたと思いハンナが出ていった頃

私は疑問に対する思いを寄せていた

サファイア

サファイアの子供の頃なんてチュートリアルでしか見てないからほんっと知らないけど

サファイア

かといってこんな平和なわけないことくらいわかるよ…

そのときだ

 

うっ…

 

な、なぜ━━━

サファイア

外から静かなうめき声が聞こえた

窓を覗いた瞬間目にしたのは━━━

サファイア

…っえ?

サファイア

サファイア

ノア、?

ノアとその横に倒れる不審な男だけだった。

サファイア

(悲鳴はきっとこの男…)

サファイア

(だとしたら……)

ノア

ん?

ノアはすっと私がいる部屋まで瞬間移動してくる

ノア

お前起きてたのか

サファイア

え、それより今のって━━

ノア

ああ、こいつ?

ノア

お前のこと殺しにきたんだよ

サファイア

…っ

サファイア

(なのに何で死んで…)

ノア

俺が

ノア

かけたんだよ

ノア

ノア

お前に殺意を持って近づくやつは

ノア

勝手に死ぬ魔法をな

サファイア

…え、?

ノア

この前お前俺以外のやつに襲われて死にそうになっただろ?

ノア

そーゆーのイラつくんだよ、俺が興味持ってるって言うのに

サファイア

な、なんで━━━

ノア

女とか男とか関係ねえ

ノア

俺は俺が興味持ったやつは殺さねえし殺させねえ

サファイア

…っ

この世界に来て

生まれて初めて

心から涙が出た

理由なんて分からないけど

私のことを守ろうとしてる人がいるってだけで

それがどんな理由でも嬉しかったのかもしれない

ノア

は?なんで泣くんだよ

ノア

言っとくけど俺が興味なくなったら普通に殺すからな

サファイア

う、うん…

ノアのことは全然信用してないし正直めっちゃ怖いけど

でも、少しだけ━━━

肩が、心が、軽くなったんだ

loading

この作品はいかがでしたか?

343

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚