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今から

パクりになるかも知れないですけど…

物語を書いたので

見てください

どうぞ!

織田 紗茄兎

織田 紗茄兎

こんな所抜けて…

織田 紗茄兎

外に…出たいな…

僕は織田 紗茄兎(オダ サナト)

父上、母上、兄上の命を…

月夜 咲斗に奪われた次男だ。

大切な人が一気に三人も奪われたせいか

姉上の麗綺(レイキ)は

この狭い部屋から僕の事を出そうとしない。

まぁ…城の中なら出ても良いけど…

城の外は姉上とメイドの叶(カナ)後…その他の人かな…?

しか出られないのだ…

僕はいつも城の中に閉じ込められてる…

織田 紗茄兎

外に出たい…

織田 紗茄兎

そうだ!

織田 紗茄兎

姉上に頼めば良いんだ!

僕は姉上に外に出して貰えないか

頼んで見る事にした。

すみません!💦

城の廊下だと思って下さい!💦

織田 紗茄兎

緊張するな…💦

織田 紗茄兎

でも!言わないと!

織田 紗茄兎

このまま千年も生きるなんて嫌だ!

そして僕は姉上の部屋のドアにノックしてみる

コンッコンッ

織田 紗茄兎

姉上…話があります

織田 紗茄兎

部屋に入れて貰っても良いですか?

織田 紗茄兎

可笑しいな…?

織田 紗茄兎

この時間…部屋に居るはずだけど…

織田 紗茄兎

居ないなら…良いk

織田 麗綺

わしに何の用じゃ?

織田 紗茄兎

わぁっ!?💦

ドスンッ!

織田 紗茄兎

いたた…

織田 麗綺

大丈夫か?

織田 麗綺

急に驚きおって…😅

織田 紗茄兎

ごっ…ごめんなさい…💦

織田 麗綺

まぁ…良い…

織田 麗綺

叶…叶。

メイド ・叶

お呼びでしょうか?麗綺お嬢様。

織田 麗綺

紅茶とクッキー二人分をわしの部屋まで持ってきて頂戴

メイド ・叶

かしこまりました。

メイド ・叶

レモンとミルクお砂糖はお付け致しますか?

織田 麗綺

ええ、付けて頂戴

織田 麗綺

後、レモンは要らないわ

メイド ・叶

かしこまりました

メイド ・叶

只今お持ち致します。

そう言って叶は消えた。

瞬間移動出来る程度の能力…

織田 紗茄兎

羨ましいな…

織田 麗綺

さぁ、入りなさい。

織田 紗茄兎

あっ!失礼します!

織田 麗綺

それで?

織田 麗綺

わしに何の用なの?紗茄兎

織田 紗茄兎

あの…その…

僕がもじもじしている間に

メイド ・叶

失礼します

メイド ・叶

紅茶、クッキーをお持ち致しました

紅茶とクッキーが来た。

織田 紗茄兎

え?もう?

織田 麗綺

流石ね、叶

織田 麗綺

今日のクッキーはなに?

メイド ・叶

今日のクッキーは紅茶クッキーでございます。

メイド ・叶

甘い紅茶クッキーには、無糖の紅茶が合いますよ。

織田 麗綺

確かに合うわね

メイド ・叶

お嬢様のお口に合って何よりです。

メイド ・叶

弟様はいかがなさいますでしょうか?

織田 紗茄兎

え?あっ…

織田 紗茄兎

凄く…美味しいよ…😅

メイド ・叶

光栄ですわ。

メイド ・叶

では、ごゆっくり…

そう言ってまた消えた。

織田 麗綺

それで

織田 麗綺

どうしたの?

織田 紗茄兎

あっ!えっと…

織田 麗綺

ん?

どうしよう…!

でも…もじもじしてきゃ駄目だ!

言うんだ!

自分の思いを!

織田 紗茄兎

僕も姉上見たいに外に出たい!!

織田 麗綺

…!

織田 紗茄兎

だから外に出して!

言えた!

でも…姉上の顔が一気に曇った

織田 麗綺

紗茄兎…

織田 紗茄兎

…っ…はい…!

織田 麗綺

その答えはNO.よ

織田 麗綺

貴方を外に出すつもりは一切ないわ。

織田 麗綺

今後外に出たいだなんて言わないで頂戴。

織田 紗茄兎

え…?

織田 紗茄兎

そんなっ…姉上…

織田 麗綺

紅茶とクッキーを食べ飲み終わったらさっさと出てって頂戴。

織田 麗綺

私は少し休みたいの。

織田 麗綺

良いわね?

織田 紗茄兎

…分かった…

織田 紗茄兎

ごめんなさい…姉上…

そう言い残して自分の部屋に戻った。

織田 麗綺

"満月"?

織田 麗綺

居るかしら?

城覇 満月

嗚呼、居るよ。

彼の名は城覇 満月(シロハ サクヤ)

わしが心から信用している者だ

城覇 満月

あっ!丁度渡したい物があったんだよね~♪

城覇 満月

ジャーン!

それはなんとも、手作り感半端無い包帯だった

城覇 満月

なんかの為に貰って😁

織田 麗綺

ありがたく頂くよ

城覇 満月

それでどうしたの?麗綺

織田 麗綺

実は…紗茄兎の事で相談が

城覇 満月

紗茄ちゃん?

彼は紗茄兎の事を「紗茄ちゃん」と呼んでいる

(理由を)聞けば「兎」まで言うのが面倒だからだとか。

織田 麗綺

そう、紗茄兎の事

城覇 満月

紗茄ちゃん、また外に出たいって言ったの?

織田 麗綺

そうよ

城覇 満月

だったら出してあげなよ~

城覇 満月

なんで外に出すの拒むの~?

織田 麗綺

もう…私の周りから大切な者を失いたくは無いのよ…

織田 麗綺

私は一日で大切な者を三人も失ったのよ…?

織田 麗綺

もしも外に出せば…

織田 麗綺

紗茄兎だって…

織田 麗綺

失うかも知れないじゃない…

織田 麗綺

そんなの怖くて出せないわよ。

城覇 満月

まぁ~麗の気持ちも分からなくは無いよ?

城覇 満月

でも…これからも君らは500年…1000年って生き続けるんだからさ…

城覇 満月

こんな狭い城では遊び心は埋まらないよ?

織田 麗綺

…まぁ、学校は行かせているから

織田 麗綺

少しは外に出ている気分にはなるでしょう。

織田 麗綺

それより喉が渇いたわ。

織田 麗綺

叶。

メイド ・叶

はい。

織田 麗綺

紅茶。

メイド ・叶

承知…

メイド ・叶

お待たせ致しました。

織田 麗綺

ありがとう

コンッコンッ

メイド ・叶

はい?

メイド 1

叶様…

メイド 1

あのですね…

ゴニョゴニョ…

メイド ・叶

報告ありがとう。

メイド ・叶

さっき言った事他のメイドにも言って頂戴

メイド 1

はい。

城覇 満月

何かあったのかな?

織田 麗綺

叶、何かあったの?

メイド ・叶

それが…

メイド ・叶

弟様の部屋から…

メイド ・叶

鼻歌が聞こえると…

織田 麗綺

…歌…?

城覇 満月

おぉー、紗茄も満足してるって事かー?

織田 麗綺

城覇 満月

どうした?変な顔して?

織田 麗綺

可笑しいわ。

織田 麗綺

さっき強く言ってしまったのにも関わらず…

織田 麗綺

鼻歌を歌うなんて…

織田 麗綺

もしかしたら…心が狂い出したのかも知れない…

城覇 満月

考え過ぎじゃないか?

織田 麗綺

いいえ

織田 麗綺

400年あの子と一緒に居たわしだからこそ分かるわ。

織田 麗綺

叶、紗茄兎の部屋にはメイドを近付けさせないよう伝えて。

メイド ・叶

既に手配済みです

織田 麗綺

そう…しばらく様子を見ましょう…

紅茶を飲もうとした瞬間

パリンッ!

ティーカップが割れた

これは紗茄兎の能力…

超音波を発して物を壊す程度の能力と似た波だ…

織田 麗綺

っ…!

麗綺は紗茄兎の元へと走って行った

メイド ・叶

お嬢様っ!?

城覇 満月

僕は先、部屋に戻ってるから

城覇 満月

君は麗綺を追うんだ

メイド ・叶

承知…

叶は消えた

城覇 満月

信じたく無い事だが…

城覇 満月

これは信じる他無いね…

織田 麗綺

はぁっ…!はぁっ…!

織田 麗綺

はぁっ…!はぁっ…!

ドカンッ!

織田 麗綺

紗茄兎!

織田 麗綺

はっ…!

麗綺が眼にした物…それは…

大量の学校の宿題ノートと…

カッターナイフで手首を傷付けている紗茄兎の姿だった。

織田 紗茄兎

フンフンフフーン♪

辺りに血は飛び散る

織田 紗茄兎

ん?

織田 紗茄兎

あっ!姉上!

織田 紗茄兎

ねぇ!ねぇ!見て!😁

織田 紗茄兎

僕、みんなに必要にされてるんだよ!😁

織田 紗茄兎

みんなの宿題やって来るとみんな喜ぶんだ!😁

織田 紗茄兎

でも、なんかイライラするんだよ~

織田 紗茄兎

だから手首傷付けてたんだ!😁

織田 紗茄兎

僕、みんなからは欠けがえの無い者みたいでさ!😁

織田 紗茄兎

これでもう、外の世界でも生きて行けるよね!?

織田 紗茄兎

見て!怪物も捕まえて殺したんだよ!

織田 紗茄兎

凄いでしょ!?😁

織田 紗茄兎

これでもうお外に行けるよね!?行けるよね!?😁

織田 麗綺

弟の話を聞いて分かった事がたくさんある。

一つ、弟はいじめにあっている。

この大量のノートが証拠だ。

そしてもう一つ…

弟は今…

心が狂っている

そんな不安定な弟に私はいつもの冷たい言葉を掛けた

織田 麗綺

何をしているの。

織田 紗茄兎

…え…?

織田 麗綺

貴方、学校のみんなに良いように使われているだけじゃないの。

織田 麗綺

それも知らずに大量の宿題をやっていたの?

織田 麗綺

それにイライラするからとリスカを越える程の傷を付けて。

織田 麗綺

貴方は怪物だからそれぐらいじゃ死なないけど。

織田 麗綺

でも、これからもそんな事はやっては行けませんよ。

織田 麗綺

いじめの事は私が学校に連絡する。

織田 紗茄兎

……

織田 紗茄兎

どうしてっ!!

紗茄兎の怒りでどんどん物が壊れて行く

織田 紗茄兎

うっ!

織田 麗綺

…っ…

織田 紗茄兎

僕は…ただ…怪物を…やめたいだけなの…

織田 紗茄兎

みんなと友達に…なりたいだけなの…

織田 紗茄兎

でも…みんな受け入れてくれなくて…

織田 紗茄兎

僕は…死にたいぐらい辛くて…

織田 紗茄兎

だからリスカしたの…

織田 紗茄兎

なのに…姉上はいつもと変わらない口調で…

織田 紗茄兎

僕の事ボロクソに言って…!

織田 紗茄兎

……だ…

織田 麗綺

…?

織田 紗茄兎

姉上なんてっ……!

織田 紗茄兎

…大っ嫌いだっ…!!!

織田 麗綺

織田 麗綺

そう…なら良かったわ。

紗茄兎の頬を触りながら

織田 麗綺

私も貴方なんか大嫌いよ。

そして抱き締める

織田 麗綺

だからこれからはもう学校にも行かせはしないし

織田 麗綺

外にだって出してあげないんだから。

織田 紗茄兎

…うっ…うぅ…

織田 紗茄兎

うわぁぁぁぁ…!(泣)

織田 紗茄兎

あぁぁぁぁ…!!(泣)

紗茄兎はわしの中で大きな声で泣いた

泣き疲れたらしくそのまま寝てしまった

わしは起こさぬように

ベッドの方へ移動した

バタン

織田 麗綺

はぁ…

織田 麗綺

ん?

メイド ・叶

麗綺お嬢様

メイド ・叶

怪我の手当てを…

織田 麗綺

このくらい平気よ。

織田 麗綺

わしは怪物じゃぞ?

メイド ・叶

はい…

メイド ・叶

それで…弟様は…?

織田 麗綺

泣き疲れて寝た

メイド ・叶

そうですか…😅

織田 麗綺

あっ…

メイド ・叶

どうされました?

織田 麗綺

満月から貰ったあの包帯を頂戴

城覇 満月

んで?僕の作った包帯…紗茄にあげんの?

織田 麗綺

仕方ないじゃない。

織田 麗綺

あの子手首傷だらけのボロボロなんだから。

織田 麗綺

それを隠す為だ

城覇 満月

まぁ、麗綺が腕に付けるより

城覇 満月

紗茄ちゃんが付けた方が似合うかもね~

織田 麗綺

まぁな。

織田 麗綺

気に入ってくれるといいんじゃが…

城覇 満月

大丈夫!気に入ってくれるよ!

織田 麗綺

よし、付け終わったよ

織田 紗茄兎

ありがとう!姉上

織田 麗綺

いいえ😁

これからワシらは

仲良く暮らして行くぞ!😁

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