/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
最近、彼の寝相が悪すぎて困っている
昨夜も彼の寝相が悪くて寝付けなかった
私が今朝作ったホットケーキを頬張りながらこちらに視線を向けてくる
西谷夕.
彼はいつもと変わらない優しい声で返事した
勢いに任せて言ってみた
彼の反応が怖くなり視線はすぐに手元のホットケーキにへと戻す
だが、少し待ってみても全く反応がない
どうしたのか、と思いもう一度彼に視線を向けると、今までに見た事のないような顔をしていた
口を半開きにしながら口に運ぼうとしていたホットケーキは落ちていて、目を真ん丸にしてこちらを見ていた
私もどうしたらいいのか分からず、もう少し彼の反応を待ってみる
すると、彼がようやく口を開いた
西谷夕.
凄く焦っているのが伝わってくる
西谷夕.
すると彼は持っていたフォークを置き、こちらを見つめてきた
西谷夕.
私が最近、早く目覚めていることが彼にバレていた
西谷夕.
西谷夕.
素直に言ってくれた彼に胸が高鳴る
付き合って4年経ってもなお、彼はまるで高校生時代に戻った時のようなドキドキをくれる
だが、睡眠時間が大事な私はここでめげなかった
そう言っても彼はすぐさま首を横に振って拒否するだけだった
西谷夕.
なんて真っ直ぐな目で見つめ言ってくる
ぐっと見つめてくるその綺麗な目に耐える
西谷夕.
今にも泣きそうな顔と消えそうな声で問いかけてくる
あ、やばい。と思った時には遅かった
気づいたら向かいに座っていたはずの彼が私のすぐ横でしがみついていた
西谷夕.
彼も引く気がなさそうだ
西谷夕.
まるで幼稚園児みたいな駄々を捏ねる
西谷夕.
西谷夕.
きっと彼にはお試し期間も通用しないだろう
何だか素直で駄々を捏ねている姿が可愛くて嬉しい
結局彼の可愛さには勝てなかった
彼に甘いなと、こういう時つくづく思う
今の彼の姿はどう見たって大きな子供にしか見えなくて愛しく感じる
まだ拗ねて私にひっついている彼の頭を撫でると嬉しそうに擦り寄ってきた
私だけしか知らない彼の意外な姿
たまにはこんな彼も悪くない________
fin.
コメント
11件
体さえちっちゃいのに（ 彼女の前でデレるのはもう小型犬（？） シンプルに好き💕
西谷くんは絶対に兎っぽいよね💕🐰 私も実は寝相悪い...（）
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ