私たちの未来

続きをどうぞ

実は私

過去に戻れるんだ

何回も過去に戻ってしげと付き合えたの

自分の幸せのためだけに、自分の寿命削ってさ

今日、凛達を助けるために過去に戻ろうと思う

もし失敗したら…私自身の原型が崩れる

これ以上話していても無駄だ

私がそう言うと身体が七色に光り出す

熱さのあまり私は意識を手放した

ふっと目が熱くなる

ごめんね、照史

ずっと、照史に触れたかった

また目が熱くなる

鼻の奥がツーンとする

そして、喉が痛くなる

あー、過呼吸起こしそ笑

のんちゃんが抱きついてきた

のんちゃんの匂い

のんちゃんの体温

あたたかい…

なんでかな

なんでこんなにも優しい人たちが死ぬの？

8月19日だけは外に出させないようにしよう

3日後には事故が起きる

それを止めるには過去を行き来出来る2人が生贄になるしかいけない

だから、濵ちゃんと手を組んで最後に出来ることを私はやる

消します

濵ちゃんと私の身体は赤く光る

熱い…溶けてしまいそうなくらい

熱い…

これがみんなが助かる唯一の方法であり、そして唯一最悪な生贄

初めて知った

のんちゃん達が私と濵ちゃんと同じ行動をとっていたなんて

そんなの知らない

だって

私、のんちゃん達のこと

なにも

知らないもん

まずい…まずい…

もう…生き返らさせないで