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ちょいラキスケっすね ミクの役職は何だったんだろう……
1日目【夜】
翌日午前0時からの各役職ごとの行動開始時間までは自由時間だとGMに言い渡された5人は、夕食を取ったり雑談したり風呂に入ったりと各々やりたい事をしている
しかし夕方に行われた処刑の衝撃は脳裏に焼き付いて離れず、体も心も休まっていないのが現状だ
次第に傷の舐め合い的なものを求め、複数人での行動も見られるようになった
まさに今、苗木の隣にもメンバーがいる
苗木誠
本田菊
青い暖簾をくぐり、近くにあった小さなソファーに2人は腰掛けた
やはり低反発な物のようで、腰は深く沈み込んだ
上がりたてほやほやの熱くなった身体に冷たいソファーの表面が触れ、風呂上がりのアイスのような心地よさを覚えた
そんな心地よさに快感を覚えたのも束の間、ソファーが体の熱で人肌並みに温まってくると夕方の記憶が頭に蘇ってきた
本田菊
本田菊
苗木誠
本田菊
言わなければ良かったと苗木は後悔した
折角風呂でさっぱりとしたというのに陰鬱とした空気が再び流れ始めるのは何としてでも避けたいため、咄嗟に話題を変えようとしてみる
苗木誠
苗木誠
持ち前のポジティブ思考で重い空気の流れを断ち切ろうと試みるも、菊は浮かない顔から表情を変えなかった
本田菊
本田菊
苗木誠
驚きすぎて変な声が出てしまい、咄嗟に口を手で覆う
菊が少し笑ったのを見て苗木は恥ずかしがりながらもどこか嬉しい気持ちになった
本田菊
苗木誠
本田菊
苗木誠
本田菊
変な気配りだなと思いつつ、夕方の処刑が成功したことを心の中で何度も祈った
成功していれば犠牲者を最低限に食い止めることができる、おまけに彼女は何度も蘇ることができるため実質犠牲者無しでゲームを終わらせることができる
クロ側が負けたらクロ側全員の命が奪われるといった決まりは無いため、もし今回狂人が6人の中にいたとしても全員生存できる、といった算段だ
そんなことをぼんやりと頭の中で浮かべながら体の火照りが冷めていくのを感じていると、菊に肩を軽く叩かれた
本田菊
苗木誠
苗木誠
本田菊
頼もしい笑顔から一転、今度は菊が苗木を頼りにしたそうな表情をし始めた
本田菊
苗木誠
本田菊
本田菊
苗木は一瞬悩んだが、すぐに答えた
苗木誠
苗木誠
本田菊
たった数十分の会話だったが、互いの顔に笑顔と希望が少しずつ戻りつつあるようになったのを感じた
─────後ろにいる人の存在など気付くはずもなかった
鈴仙
苗木誠
本田菊
冷めてきた体が顔を中心に再び火照るのを感じた
本田菊
苗木誠
鈴仙
なぜならそこには今なら誰もいないであろうと思いバスタオルを巻いただけの女性─────鈴仙がいたからだ
苗木誠
鈴仙
鈴仙
鈴仙
鈴仙
鈴仙
紳士として良くないと思い、2人は一目散にロビーへと早歩きで向かった
陰鬱な空気はもう風呂場周辺には漂っていなかった
1日目終了 残り人数:5人