/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
マオ
おっ邪魔しまーす🎶
颯馬
けっこう汚いな笑
光子
確かに笑笑
アカネ
（えっ？皆この臭いに気づかないの？）
アカネ
ね、ねぇ、なんか変な臭いしない？
マオ
え？
颯馬
しないけど？
光子
どんな臭い？
アカネ
……なんて言うか
アカネ
アカネ
……血
マオ
え？
颯馬
おまえ、ホントに大丈夫か？
光子
さっきから顔色も悪いって
アカネ
ごめん、先に戻っとく
颯馬
うん
光子
分かった
マオ
じゃ、後で戻るから
マオ
……待っててね！
アカネ
うん
アカネ スタスタスタスタ……
颯馬
よし、じゃあ続きしよっかー
光子
うん！
マオ
アカネの分まで楽しもう！
数分後
光子
あー、まじ楽しかったー
颯馬
それな笑
マオ
またしたいね！
颯馬
あぁ。
光子
アカネも来ればよかったのにねぇ！
グチャッ
マオ
…………
マオ
何これ
颯馬
いま、グチャって……
光子
ちょっと見てみる
ライト「チカッ」
マオ
なんか踏んでる？
光子
颯馬
光子？
光子
光子
…………
光子
人
颯馬
は？
光子
光子
人を……踏んでる。
マオ
ははっ……
マオ
冗談だよね……？
颯馬
……おい、光子……
光子
ホントだよ……
光子
内臓が……
光子
あ、あぁ……
光子
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!
光子「スタスタスタスタスタスタ……」
マオ
ちょっと光子！
颯馬
おいっ！待てよ！
マオ
ちょっと！
マオ
颯馬まで置いていかないで！
颯馬「スタスタスタスタ……」
マオ
ちょっと！
マオ
…………
マオ
（本当に行っちゃった……）
マオ
こうなったら1人で（出口に）向かうしかない
マオ「グチョっグチョっ……」
マオ
（本当にこの物体何なの？）
マオ
あっ！
マオのスマホが落ちる
マオ
マオ
キャッ！
マオの落としたスマホの光が、音の正体を照らし出す
マオ
ひ、人だ……
マオ
うぅっ🤢
アカネ
アカネ
遅いな……
アカネ
やっぱり何かあったのかな……
アカネ
ん？
アカネ
待って
アカネ
ここ……何処？
アカネ
うっ！
アカネの記憶がよみがえる
アカネ
確か、みんなと授業を受けてて……
アカネ
知らない人が教室に入ってきて……
アカネ
光子も颯馬も目の前で殺されて……
アカネ
え？何これ……
マオ
マオ
こ、これって
アカネ
アカネ
あ……
アカネ
そうだ……
アカネ
私……
マオ
マオ
マオ
アカネ……？
アカネ
アカネ
光子と颯馬も一緒に殺されたんだ……
颯馬と光子が駐輪場に戻ってくる
颯馬
…………
光子
…………
颯馬と光子
颯馬
おい、光子……
光子
颯馬……
顔を見合わせる
颯馬
マオって……
光子
…………誰だ？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
