吸血鬼ですが？？

背後から声がした。

バレてる…！？

グイッ

ダッ

『了解。任せて♡』

ﾌﾞﾝｯ!!!

避けられなかったら モロに当たってた…！

嗚呼。まただ。

ﾁｯ…！！ 出来れば使いたくなかった…！！

ﾊﾟﾁﾝ

指を鳴らすと 全ての人、もの、動物が止まる

そう。俺は 吸血鬼の中でもかなり上位だ。 つかベスト5位の中に 入るくらいには

時を止めるのは 俺の能力。

ちゅ

ﾊﾟﾁﾝ

ボクは端にあった ハート型のアクセサリーを 指さした

うわ…！！ 余計なこと…！！

ほら目の色変わった…

まってコイツもしかして

調子だけは良いんだから

おい。やめろ。 定員さん顔引きつってる。 可哀想だからやめとけ

どっか行ったし…

ま、外には出られねぇからいっか

ボクの名前を呼びながら 走ってくるウル

そう思った瞬間

ｽﾞﾙｯ

宙に浮かぶウルを 能力で浮かせる

するとポケットから 小さな箱を取り出してきた

中には 小さな片耳のピアスが入っていた

もらったピアスを付ける

…そうゆうとこ。好きだぞウル。

なんて言えねーけど

すると急に前にいたウルが止まった

ドンッ

ウルのそうゆうとこ。キライ。

なんで俺たちが 現れるとこ分かるんだよ…！！

梵天！！

どんっ

後ろにいた蒼は俺にぶつかった。

は？？可愛いかよ

少し低い声で言うと 蒼も察したように顔つきが変わった

あー…先に避難させるか

気のせいか？ 少し眉が下がったような…

ぐっ

蒼に腕を掴まれた

…蒼〜♡♡♡(感動)

好き！！大好き！！ 愛してる！！

ｼﾞｬｷ

ボクの頭にチャカを当てるピンク頭

…そうだったー… 蒼死にてぇんだったよな…

死んでも死ねない。 死にたくても死ねないんだ。 蒼も俺も。

____吸血鬼に 属しているから

蒼はピンク頭から 銃を蹴り落とし拾って

ﾊﾟｧﾝ

発砲した。

ピンク頭はギリギリ回避… というか蒼がズラしただけなんだけど

もう一丁銃を取り出した。

発砲

見事命中。 さっすが〜！！

蒼はピンク頭が持っていた 銃をじーっと見てる。

…はー…蒼のばか。 趣味出てるわ…

引いてるから。 2人とも引いてるって

俺は思いっきり抱きついた

聞いてこないのは 龍の優しさだろうな。

ニィ…まつ毛綺麗… 髪質も良いし。顔も整ってるし。

ちゅ

スキ？隙？suki？

あー…え、？ あの時から！？