テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
深夜二時
みんなが帰ったあと
静かな部屋の中で“照”はベッドから起き上がった。
まだ頭が少し重い
けれどスマホを開き振付動画を再生する。
岩本照
リーダーとしてやることは山ほどある。
休んでる場合じゃない
そう思った瞬間
目黒蓮
岩本照
驚いて振り返る
そこにはペットボトルを持った“目黒”が立っていた。
どうやら忘れ物を取りに戻ってきたらしい
目黒蓮
岩本照
目黒蓮
“照”は苦笑してスマホを伏せる。
でも
その直後、小さく呼吸が乱れた。
岩本照
目黒蓮
岩本照
うまく息が吸えない
頭も回らない
焦りだけが積もっていく。
岩本照
ぽつりと落ちた声は驚くほど弱かった。
“目黒”は少しだけ目を見開いて
それから、静かに“照”の隣へ座った。
目黒蓮
岩本照
目黒蓮
岩本照
目黒蓮
“目黒”が一定のリズムで背中をさする。
焦っていた呼吸が少しずつ落ち着いていく。
目黒蓮
岩本照
目黒蓮
静かな声
でもその言葉は、熱で弱った今の“照”に妙に沁みた。
岩本照
目黒蓮
その返しに“照”はようやく小さく笑った。
2,104
コメント
5件
え、こんなに優しい物語だったんですね……。熱があるのに休めなくて「休み方、わかんねぇ」ってぽろっとこぼす照くんに胸がぎゅっとなりました。そこに目黒くんが「一緒に休み方覚えましょ」って隣に座って背中をさするの、もう尊すぎて無理です。頼っていいんだよって静かに伝える言葉が沁みました。今日だけじゃなくて毎日信じてほしいですね……二人の距離が一歩近づいた感じがして、すごく好きな回でした。