夏
公園
青空
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S 💗
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家を出る前に仕込んでおいたスポドリ。
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意地悪に笑って見せた
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冷や汗をかいてこっちを見てくる君。
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S 💗
意地悪で聞き直した。
C 💙
S 💗
S 💗
俺が目の前で飲んで見せた。
C 💙
君のこめかみから流れる汗が輝いていた。
S 💗
C 💙
S 💗
C 💙
小麦色に焼けた細い腕が白い服から伸びている
S 💗
その手が俺の方向にグッと伸びてきた
バ ッ ──
C 💙
君の口隅から零れる水が君の首筋を 通って君の服の中に侵入する
S 💗
C 💙
君は止めることなく水を口に含む
頬いっぱい含んだ水が少し口隅から零れる
C 💙
君は勢いよくボトルから口を離した
その時に飛んだ水滴が俺の腕にも数滴ついた
C 💙
C 💙
C 💙
S 💗
歯を見せてクシャッと笑う君が愛おしくてたまらなかった。
C 💙
S 💗
C 💙
S 💗
夏らしい罠を仕掛けてみた
C 💙
まんまと乗っかったころんは恥ずかしめを受けた。
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C 💙
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S 💗
S 💗
俺のこめかみからも汗が流れてくるのがわかった。
ころんの汗は顎を通って俺の手に零れた
C 💙
S 💗
S 💗
S 💗
C 💙
S 💗
ス ク ッ ──
俺は勢いよくベンチから立ち上がった
C 💙
S 💗
君は俯いて赤面化している。
C 💙
口を開いたと思ったら掠れた声で呟いただけだった。
S 💗
俺は大股で1歩踏み出し木陰から出た瞬間
ギ ュ ッ ──
君は俺の服の裾を引っ張っていた。
そして蝉の声にかき消されるような声で言った。
C 💙
君は赤面上目遣いで俺に言ってきた。
S 💗
俺は君の赤面顔を俺の顔の高さまで顎クイした。
C 💙
少し見つめ合うだけで君は顔をさらに赤くした
C 💙
誤魔化すように目を逸らしす君は ゆっくりと目を閉じて唇を尖らせた
S 💗
君のキス顔が可愛くて愛おしかった。
S 💗
C 💙
君の口から漏れる喘ぎ声
君の声が耳に入るだけで俺は熱中症になりそうだった。
木陰の下のベンチで長く伸びるふたつの影
そして重なる俺の顔と君の顔
コメント
32件
めっちゃ好きです!(≧∇≦*)
かわええやぁぁん( ・∇・)
ブクマ失礼します!