コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
7/29/87
適応障害.5 初期症状は一般的な適応障害と同じである。 五月辺りに発症する事が多い為、五月病とも呼ばれる。 だが大抵は2週間程で治るものが1ヶ月近く続く場合がある。 これは適応障害.5の段階(ステージ)1だ。 またそれに伴い睡眠時間が増える、頭痛などを訴える患者も少なくない。発熱を引き起こす症例もある。 さらに患者は軽度の放心状態が見受けられるため、病院に来たり治療を受けようとすることが無い。従って周りの人間の助けを必要とするであろう。しかしこの病気をよく発症してしまう新社会人や独り立ちしたばかりの学生は傍に頼れる人などいない為、悪化してしまうことが多い。この段階での治療や投薬で後遺症無しの回復が見込められる。 では、この状態で放置しておくとどうなるか? まず対象は餓死などをしてしまうことが殆どだが、稀なケース、段階2からのことにも触れていこうと思う。 まず症状として汗を普段よりかく、水分を多く欲する、肌の粘着性が高くなる、風呂に入ることを嫌がる、食欲が無くなり食べる必要が無くなるなどが挙げられる。この段階からの回復は無理であろう。 ここから更に2週間程度たった頃、対象の体は溶けはじめる。 例えるならスライムのような形状に焼けるような音と湿気の高い煙を出しながらだんだんと液状化していく。また、この元人間の液体は非常に温度の高い酸となっている。 処分する時は絶対零度、-273.15℃で冷却して砕くように。 間違っても溶かしたりしてしまえば、それは増殖し、更に活発になるだろう。