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君の右目の瞳はいつだって

悲しみを表すような深い青色だ

そして君は、声を出さない

いつか君を

幸せにしたいよ…ッ

主人公は訳あって声を出せません

衣絃

…(朝か…)

衣絃

(リビング行こ)

衣絃

(ん?手紙?)

衣絃へ 仕事行く時間早いから朝ごはんだけ作って先行くね。 気をつけて学校行ってね。 お兄ちゃんは先に大学に行ってるよ。 母より

衣絃

(朝ご飯…作ってくれたんだ。お礼言わなきゃな…)

衣絃

(いただきます)

衣絃

(ごちそうさま)

衣絃

(さて、行くか)

ガラガラッ

バシャッ

衣絃

…((ポタポタ

クスクス

ニヤニヤ

衣絃

(兄貴の制服持ってきて正解だった…)

衣絃

(卒業しても残すって言ってて…今役立つとは)

衣絃

(着替えて…っと)

 

あれ、何してるの?

衣絃

ビクッ

衣絃

……………

 

あれ、人見知り?

衣絃

フルフル

 

訳あり、か…

衣絃

コクコクッ

 

自己紹介だけしておくね

 

僕は

趣雨

趣雨だよ

衣絃

(紙に書くか)

衣絃です

趣雨

衣絃君、ね

趣雨

…ねぇ

衣絃

???

趣雨

一度声を、聞かせてよ

衣絃(いづる)

趣雨(しゅう)

君の声が聞きたくて。

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