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ゆの
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いつになく晴れている空
いつもと何も変わらない
これからも何も変わっていかず、平凡な人生を生きていくのだと思っていた
だけど、君に出逢えたから…
窓からは夕日が差し込む
時刻は午後15時30分を指している
授業も終わりにかけて着々と進んでいる
おさでい
そんなことを考えながら、ふと、窓の外眺めていた
木々の間から差し込む光、夕日に照らされ輝いている水滴のついた蜘蛛の巣
綺麗だが、どこかつまらない
おさでい
心の声が漏れ出てしまった
そう、俺には何かが足りない
友達も家族も充実した生活も全てあるのに…
おさでい
授業も終わり、今から帰る生徒、部活に行く生徒に分かれる
おさでい
前方から歩いてくる親友に手を振る
やなと
親友も手を振り返す
おさでい
やなと
普段は一緒に帰っているが今日は都合が合わないようだ
おさでい
そういって、手を振り、背を向けて歩き出す
別に寂しいわけではない
今までも、こういうことが何度かはあったのだから
学校から家まではさほど遠くないので歩きで家まで帰る
少しだけ人通りの多い交差点の信号で止まる
おさでい
一人の青年に目が留まった
一見、ただ道に迷っているようにも見えるが、確実にそれは違うだろう
なぜなら、白杖を持っているからだ
ゆた
ここに居る人達は皆、彼を見て見ぬふりをしている
助けられるのは俺だけだ
おさでい
ゆた
おさでい
ゆた
おさでい
ゆた
おさでい
ゆた
おさでい
ゆた
おさでい
背負っていたカバンを前方に持ってくる
そして、俺は彼をおぶって歩き始める
ゆた
おさでい
ゆた
おさでい
ゆた
そういって、彼はさっきまで俺たちが歩いていた方向を指さす
それと同時に俺は顔をそっちに向ける
ゆた
おさでい
ゆた
俺には無理して笑っているように見えた
過去にきっと何かあったのだろう
ゆた
おさでい
おさでい
ゆた
おさでい
おさでい
ゆた
おさでい
ゆた
衝撃的だった
こんなの運命としか言いようがないだろう
おさでい
ゆた
ゆた
彼は俺に向かって微笑みかけた
それにつられて俺も微笑みかける
おさでい
話していたら、あっという間に目的地に着いた
おさでい
ゆた
おさでい
そういって、その場を後にする
ここまでの道は家までの通り道だったので、俺はそのまま家路についた
すいあ
すいあ
すいあ
すいあ
コメント
1件
第1話、読ませていただきました…! おさでいくんの「何か物足りない」っていう感覚、すごく分かる気がしました。ちゃんと恵まれてるのに満たされない感じ、共感しちゃいます。 ゆたくんに出会って、お互い両親がいなくて兄と暮らしてるって…偶然じゃなくて、運命みたいで胸がぎゅっとなりました。「似た者同士」って微笑むところ、優しくて泣きそうになりました。この出会いがこれからどう動くのか、すごく気になります…!🌙