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青音

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青音

2 - 第一話

♥

705

2023年04月13日

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こんぱる

第一話です

!注意!

BL/nmmn/irxs様 です 青桃 ピアニストが前提のお話です R表現なし 2人とも大学生くらいの年齢設定 ご本人様には一切関係ありません です!苦手な方は閲覧をお控え下さい!

こんぱる

ではでは

迎えたコンクール

ふぅ…。

先生

「楽しんできてね」

先生の言葉を思い出す。

舞台袖から前の人の演奏を聴く

テンポが早い

これでは、この曲に対して忙しなく感じさせてしまう。

緊張するよね…。

だって今日は “あの人” がいる日

もしかしたら会えるかもしれない

それに、生で憧れの人のピアノを聴くことができるなんて…。

アナウンス

45番内藤ないこさん

よしっ…

俺は眩しいくらいに光るステージへと足を進めた

ふぅ、すっ

静まり返った会場に、俺が奏でる音だけが響く

優しい音色

流れるように弾き進める

ゆっくりとしたテンポの長調の曲

それでいて、いつしか少々の寂しさをどこか感じさせる、俺の大好きな曲

(良い感じ…)

いつものように目を閉じて、最終章まで弾き終えた

会場内に拍手が溢れる

(良かった。できた。)

あの人は聴いてくれているだろうか…。

少しの休憩を挟み、最終グループの演奏が始まった

(音がズレた)

(テンポが一定じゃない)

(楽譜ばかりに集中してる)

これなら勝てるかもと思う人が続出する中

アナウンス

54番いふさん

スッ…

あっ…!

〜♫

強くメリハリのある音

指が絡まるような速いスピードの曲をノーミスで弾き続ける

こういう場合奏者が元の曲のテンポに引きづられてしまう事が多いが、全くそれを感じさせない

(完璧だ…)

いふ

俺のずっと憧れているピアニスト

いつでも冷静沈着で、完璧なミスのない堂々とした彼のピアノが大好きだった

勿論話したことなんてないけれど、度々見る彼の功績と演奏に惹かれた

凄い…。

演奏が終わると同時に起こる、耳を壊すほどの大きな拍手

ペコッ

客席に一礼して舞台袖に帰って行く

最初から最後まで、油断も緊張も全く見せない姿はテレビで見た、いふさんと全く変わらなかった。

表彰式

アナウンス

準優勝、45番内藤さん

ありがとうございます。

アナウンス

そして、優勝は

アナウンス

54番いふさんです

ありがとうございます。

勝てないことは分かっていた

でも、それよりも同じ舞台で互角に戦うことができたことが嬉しかった

アナウンス

では、受賞者の方は前へお願い致します

舞台上の前へ出る

トコトコ…

隣に並ぶいふさん

ぁっ…

一瞬目が合ってしまった

ニコッ

ぇっ…//

笑いかけてくれた…?//

何か分からないけれど、胸の奥が熱くなった

なんで…?

その後はトロフィーを授与され、順次解散となった

いふさん…いないなぁ…。

会場の外で、少しの期待をこめて待っていた

帰っちゃったのかなぁ…。

なんせ、大勢の人が集まる会場

一斉に会場から出て行くため、見落としていてもおかしくない

俺も帰るか…。

???

あの!

え…?

俺…?

振り返ると

はぁ…、はぁ…、

良かった!間に合って…、はぁ

えっ…えっ…

い、いふさん!?

あは…知っててくださってたんですね

勿論です!

あ、でも…なんで、僕に…?

あ、…えと、その内藤さんのピアノ、好きで…。

今度また時間があるときお会いしたいなぁ、って思って…。

えへへ、と笑いながら話しかけられる

俺が知っているいふさんとは全く違う雰囲気だった

…。

あ、あのお忙しいようでしたら全然大丈夫なんです…。無理言ってすみまs

いやいやいや!そんな事ないです!

あの、、びっくりしてしまって…

ずっと憧れのピアニストだったから…。

え…そうなんですか?

んふ、嬉しいです。すごく

いえいえ、こちらこそ。ニコッ

本当はもう死にそうなくらい心臓がバクバク言っている

コンクールなんて比にならないくらいの緊張。

あの…

あ、えと来週の土曜日とかなら空いてるんですけど…!

あはっ、そんなに緊張されなくても…

下の名前でお呼びしても良いかなって聞こうとしただけですよ…w

…//

はっず

良いです…全然//好きに呼んでください…

意外とあがり症ですか?w

いふさんだからです!w

そんな…wでもこうやってお話できて嬉しいです

僕も…とっても嬉しい…です//

あ、あの…敬語じゃなくて全然良いですよ

え、ほんま?

じゃあ、ないこも外してや?

えっ…関西弁?

あぁ出身はな

両親が大阪やから

へー…喋ってるの聴いた事無かったから知らなかった…

んふ、でもいつもは標準語。

こうやってプライベートのときしか関西弁は話さへん

だから、まぁ初対面やったら知らんでも普通やけど…w

こんないふさん、知らない

笑う表情も…

息を切らしてわざわざ話しかけてくれるような人柄も…

関西弁も…

一気に近い存在になった気がした

今度…家に来ませんか?

えっええの?

うん

ピアノもあるから…弾いて欲しい…なんてw

喜んで

土曜なら俺も空いてるから、来週、でも大丈夫?

勿論

ありがとう

〇〇駅、使う?

うん、使う

ほんなら途中まで一緒に帰ろ?

…!うん!

こうして、俺たちは土曜日に俺の家で会う約束をして、連絡先を交換しながら会場を後にした

この作品はいかがでしたか?

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