こんぱる
BL/nmmn/irxs様 です 青桃 ピアニストが前提のお話です R表現なし 2人とも大学生くらいの年齢設定 ご本人様には一切関係ありません です!苦手な方は閲覧をお控え下さい!
こんぱる
青
会えると思っていなかった
元々存在は知っていたけど、あんなに近くで彼のピアノを聴いたのは初めてだった
心からピアノを愛するような目
優しく、それでいて遠くまで響く綺麗な音色
彼に一目惚れしてしまった
青
見切り発車で話しかけてしまった
桃
青
整えられた綺麗な桃髪が揺れる
桃
青
当たり前やろ!
トロフィー貰うとき隣におったんやから!
完全にテンパってる
青
烏滸がましいにも程があるやろ!
でも
桃
優しく接してくれる
少し笑った表情や、緊張してるのか少しおどおどしている態度がまた愛おしく感じる
その上お家に招待されるなんて
普段俺らはあまり外を出歩かない
周りの目も気にならない事はないし…
だから、家とか誰にも気を遣わないで良いところはありがたかった
勿論俺から誘ったわけだし、最初は俺の家で会おうって伝える予定だったんだけど
青
桃
青
できるだけ隣にいたくて
ないこと話す時間がとっても幸せだった
金曜日
お手伝いさん
桃
お手伝いさん
お手伝いさん
お手伝いさん
桃
桃
お手伝いさん
桃
お手伝いさん
桃
お手伝いさん
お手伝いさん
桃
お手伝いさん
桃
お手伝いさん
桃
桃
近くのデパートで買い物をする
普段ならお手伝いさんが全部やってくれるんだけど
いふさんが来てくれるから、自分で買い物をしたいと言った
家までは遠いから、お手伝いさんに車で送ってもらっていた
桃
野菜にお魚にお肉…
桃
普段は、手を大事にするピアニストだから、と料理も含め家で制限されていることが多かった。
でも今回はできるだけ、普通の友達としていふさんと接したかった。
沢山の食材を買って、俺は駐車所へと向かった
お手伝いさん
お手伝いさん
桃
お手伝いさん
お手伝いさん
桃
お手伝いさん
後部座席に座り、ドアが閉まる
少しすると車が動き出す
桃
お手伝いさん
お手伝いさん
桃
お手伝いさん
少しすると、耳の違和感で目が覚めた
桃
お手伝いさん
桃
振り返って道路を見てみると
桃
桃
お手伝いさん
スピードを上げてこちらに迫ってくる大きなトラック
お手伝いさん
負けないようにスピードを上げる車
必死に逃げるが、狭い山道で下り坂の為、無理はできないし、避ける事もできない
お手伝いさん
桃
プープープー!!!
桃
ドンッ!
その後は記憶がない
桃
視界がぼやける
母
母
桃
母
すぐにナースコールを鳴らす母
桃
母
母
母
桃
一瞬だけ蘇る、ゆっくり近づくトラック
桃
母
桃
起きあがろうとした、そのとき
桃
左手に違和感と激痛が走る
桃
母
母
桃
何も考えられなかった
肘から下が無い
桃
母
震えが止まらない
初めて、絶望という言葉の意味を理解した気がした
桃
母
動かせなくなったどころか存在がない左手
これから先、どんな人生を送るのか
ピアノとは関わりを持てなくなる辛さ
桃
母
母
涙声の母
医者が来て、色々診察して出て行った
義手の話もされた
今はまだそんな事まで思考が追いついていないと言ったけど。
桃
桃
母
母
桃
母
母
母
桃
お手伝いさんは、俺があんな事頼まなければ死なずに済んだのだろうか
消毒液の匂いのする暗い病室。 自分がちっぽけな存在だという思いが湧いてくる
桃
黙って泣く母の横で俺は1人自分を責めた
コメント
4件
展開が変わった…(?) 交通事故か…お手伝いさぁぁん…( ; ; ) 桃くん生きててよかった~… これからどうなるんだろ… 青くんとの関係がどうなってくのか 気になる! 続き待ってます!!
頭痛い中コメント書いてるからおかしいかも...これだけ言っておくこれからが楽しみ!