TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

青音

一覧ページ

「青音」のメインビジュアル

青音

3 - 第二話

♥

555

2023年04月14日

シェアするシェアする
報告する

こんぱる

第二話です

BL/nmmn/irxs様 です 青桃 ピアニストが前提のお話です R表現なし 2人とも大学生くらいの年齢設定 ご本人様には一切関係ありません です!苦手な方は閲覧をお控え下さい!

こんぱる

それではそれでは

…!

会えると思っていなかった

元々存在は知っていたけど、あんなに近くで彼のピアノを聴いたのは初めてだった

心からピアノを愛するような目

優しく、それでいて遠くまで響く綺麗な音色

彼に一目惚れしてしまった

あの!

見切り発車で話しかけてしまった

えっ…俺?

!///

整えられた綺麗な桃髪が揺れる

いふさん!?

知っててくれたんですね

当たり前やろ!

トロフィー貰うとき隣におったんやから!

完全にテンパってる

下の名前でお呼びしても良いかなって…

烏滸がましいにも程があるやろ!

でも

敬語じゃなくて良いですよ…

優しく接してくれる

少し笑った表情や、緊張してるのか少しおどおどしている態度がまた愛おしく感じる

その上お家に招待されるなんて

普段俺らはあまり外を出歩かない

周りの目も気にならない事はないし…

だから、家とか誰にも気を遣わないで良いところはありがたかった

勿論俺から誘ったわけだし、最初は俺の家で会おうって伝える予定だったんだけど

〇〇駅、使う?

うん

じゃあ途中まで一緒に帰ろ?

できるだけ隣にいたくて

ないこと話す時間がとっても幸せだった

金曜日

お手伝いさん

本当にないこ様がお買い物をなさるのですか…?

うん。今日は俺じゃないと嫌なの…

お手伝いさん

そうですか

お手伝いさん

いつも通り、担当の者が食料の調達からしますのに…。

お手伝いさん

いふ様でしたね。明日いらっしゃるのは

そうっ。俺の憧れの人

でも仲良くなれてホントに嬉しい!

お手伝いさん

私も久しぶりに見ましたよ。ないこ様がこんなに嬉しそうにしていらっしゃるのは

大きな賞を受賞するよりも嬉しいくらいなんだ

お手伝いさん

ふふ、はしゃぎすぎないで下さいよ?

うん!

お手伝いさん

はい、到着致しました

お手伝いさん

では…

駐車場、ね

お手伝いさん

はい…。少々心配ですが…

大丈夫!すぐ戻るから

お手伝いさん

かしこまりました。では駐車場におりますので。

ありがとう

えっと…これと、これと…

近くのデパートで買い物をする

普段ならお手伝いさんが全部やってくれるんだけど

いふさんが来てくれるから、自分で買い物をしたいと言った

家までは遠いから、お手伝いさんに車で送ってもらっていた

色々買っちゃった…w

野菜にお魚にお肉…

どんなふうに調理してもらおうかなぁ…

普段は、手を大事にするピアニストだから、と料理も含め家で制限されていることが多かった。

でも今回はできるだけ、普通の友達としていふさんと接したかった。

沢山の食材を買って、俺は駐車所へと向かった

お手伝いさん

おかえりなさいませ

お手伝いさん

沢山お買いになりましたね

楽しみだから…いっぱい買っちゃった…

お手伝いさん

良いんですよ

お手伝いさん

では、帰りましょうか

うん。お願い

お手伝いさん

はい。

後部座席に座り、ドアが閉まる

少しすると車が動き出す

ん〜

お手伝いさん

疲れましたか?

お手伝いさん

お休みになられて構いませんよ

んー…ちょっと眠る…。

お手伝いさん

かしこまりました

少しすると、耳の違和感で目が覚めた

ん…なんか、変な音しない?

お手伝いさん

そうでしょうか…

後ろから…

振り返って道路を見てみると

!!!

ねぇ!あのトラック!

お手伝いさん

…!

スピードを上げてこちらに迫ってくる大きなトラック

お手伝いさん

ちょっと我慢していて下さいよ!

負けないようにスピードを上げる車

必死に逃げるが、狭い山道で下り坂の為、無理はできないし、避ける事もできない

お手伝いさん

くっ…!

っ…!

プープープー!!!

あっ…

ドンッ!

その後は記憶がない

ん…。

視界がぼやける

あっ…!

ないこっ…!ないこ!?

ん…かぁ、さん?

良かったぁ…!

すぐにナースコールを鳴らす母

…びょ、いん?

そうよ…。

帰りに事故に遭ったでしょ…

トラックのブレーキ故障で…。

あっ…

一瞬だけ蘇る、ゆっくり近づくトラック

あっ!お手伝いさんは!?

…亡くなったわ…。

えっ…

起きあがろうとした、そのとき

いっ!

左手に違和感と激痛が走る

え…

…。

お医者さんが…、もう潰れてしまっているからっ…、もう元には戻らないから…って…。

え…。

何も考えられなかった

肘から下が無い

嘘…

どうしようもできなかったのよ…。

震えが止まらない

初めて、絶望という言葉の意味を理解した気がした

え…じゃあ、じゃあ…俺は…

ごめんなさい…。どうにもできないの…。

動かせなくなったどころか存在がない左手

これから先、どんな人生を送るのか

ピアノとは関わりを持てなくなる辛さ

ウッ…グスッ…ヒウッ

でも、命だけは助かったのよ。

大事に生きて…?

涙声の母

医者が来て、色々診察して出て行った

義手の話もされた

今はまだそんな事まで思考が追いついていないと言ったけど。

…。

ねぇかあさん

なぁに?

どうしたの…?

俺…どうやって生きていけば良いかわからない

一緒に考えましょう

ゆっくりで良いのよっ…

自分のやりたい事を少しずつ見つけていけば良いわ…

…。

お手伝いさんは、俺があんな事頼まなければ死なずに済んだのだろうか

消毒液の匂いのする暗い病室。 自分がちっぽけな存在だという思いが湧いてくる

ごめん…ごめんなさい…

黙って泣く母の横で俺は1人自分を責めた

この作品はいかがでしたか?

555

コメント

4

ユーザー

展開が変わった…(?) 交通事故か…お手伝いさぁぁん…( ; ; ) 桃くん生きててよかった~… これからどうなるんだろ… 青くんとの関係がどうなってくのか 気になる! 続き待ってます!!

ユーザー

頭痛い中コメント書いてるからおかしいかも...これだけ言っておくこれからが楽しみ!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚