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青仮面
桃仮面
青仮面
青仮面
テストを無事に乗り越え、俺はもう1つの戦いへとやってきた
今日はクリスマスイブ。 恋人達はまだ、街を歩いてる中、俺は人里離れたこの場所で桃仮面と対峙していた。
ピンクとのチャット。 どうやら、今日は予定が無かったみたいで、少しだけ安心していた。
だから早く。 こんな戦いは終わらせなければ。
桃仮面
桃仮面
青仮面
青仮面
青仮面
青仮面
桃仮面
桃仮面
桃仮面
青仮面
青仮面
いつもの威勢が感じられない。 たしかに、今日でどちらかは死ぬ。
それは、変えられない運命だ。 理不尽だが、抗えない運命だ。
なら、生きるために全力を尽くすべきだろう。
青仮面
桃仮面
桃仮面
青仮面
青仮面
桃仮面
青仮面
桃仮面
桃仮面
桃仮面
桃仮面の言葉に、俺は答えるかどうか迷って、最後だから……と言うことにした。
生きるか死ぬかは分からない。 だから、保険として、桃仮面に伝えておくのも良いかもしれない。
青仮面
桃仮面
青仮面
青仮面
桃仮面
桃仮面
青仮面
桃仮面
青仮面
盛大なブーメランがボクに突き刺さる。 だから、最後とはいえ、それを問い詰める事は出来なかった。
青仮面
桃仮面
距離にして数メートル
今の俺なら一歩で届く距離。
それは相手も同じこと。 俺達はほぼ同時にチカラを込めて、蹴りだした。
青仮面
桃仮面
一時間が経過した。
いつもならまだまだ余裕のある体も、今日は最初から全力で戦っていた為、既にフラフラだった。
お互いの武器は、離れた場所に落ちている。
俺が右の拳で殴れば
桃仮面も殴り返してくる
もう駄目だ。動けない。
そう思っても、桃仮面が立ち上がるなら、俺も負けてられないと、立ち上がれた。
青仮面
桃仮面
青仮面
桃仮面
でも、そろそろ終わりにしなければ。
始まりがあれば、終りがある。
始まりが突然なら、せめて、終わりくらいは自分で選びたいものだ。
楽しかったとはいえ、そろそろ……さよならしなくちゃな。
青仮面
桃仮面
青仮面
桃仮面
青仮面
青仮面
青仮面
桃仮面
青仮面
桃仮面
青仮面
桃仮面
青仮面
桃仮面
青仮面
青仮面
桃仮面
桃仮面
それで良い。
ありがとう。桃仮面。
勇気を出してくれて
ごめん。桃仮面。
業を背負わせてしまって
さよなら。桃仮面
楽しかった
青仮面
桃仮面
桃仮面の剣が俺の体を貫く。
不思議と痛みはないが、チカラが少しずつ抜けていく。
立つチカラが無くなって、地面に横たわってしまう
青仮面
桃仮面
桃仮面
桃仮面
青仮面
俺の仮面を桃仮面がゆっくりと外す。
青仮面
青仮面
桃仮面
桃仮面
桃仮面
青仮面
桃仮面
青仮面
青仮面
桃仮面
青仮面
青仮面
青仮面
青仮面
桃仮面
桃仮面
青仮面
青仮面
気持ちを聞けて、俺は幸せだ。
とても優しい子に、俺を殺させてしまった。
もしかすふと、彼女は今日ここで、一緒に死ぬ事を選んでしまうかもしれない。
勝手なのは分かってる。 でも、俺は彼女に生きていて欲しい。
ワガママなのかもしれない。 でも、好きな人の前では格好付けたいって……男ってそういうものでしょ?
青仮面
桃仮面
彼女が上を見ている隙に、最後のチカラを振り絞る。
俺の持つ、指先に乗る程度の宝石を口に含んで、上体を起こした
青仮面
桃仮面
ピンクがゆっくりと目を閉じてくれる。
綺麗な顔。 戦いで傷付けてしまったけど、すぐ綺麗になると思う。
星明かりが照らすクリスマスイブの夜。
雪が降り始めた中…… 俺は、好きな人と唇を重ねた。
さようなら、ピンク。 その感情を伝える様に
ありがとう。大好きだ この気持ちを届ける様に。
青仮面
桃仮面
桃仮面
沈んでいく意識の中、最後にその言葉が聞こえた。
今後、彼女がどう生きていくのか、俺には分からない。
でも、きっと彼女は、最後の一瞬まで強く生きてくれた事だろう。
おやすみ。最愛の人。 おわり。