ユンギ
ジン
ジン
ユンギ
ユンギ
ジン
ユンギ
ユンギ
ジン
あんまりヒョンが悲しそうだから、 言わないことにする。
ユンギ
ジン
この人はキム・ソクジン。 僕の…、まぁ仕事仲間、 とでも言っておこう。
それにしても 炒飯が思いの外美味しい。
ユンギ
ジン
ユンギ
そんな僕たちの、 ちょっと普通じゃない
出会いを紹介しておこう。
ユンギ
ジン
あの日、 俺は普段飲まない豆乳ラテが
無性に飲みたくなって、 カフェに行った。
ジン
ユンギ
ジン
ユンギ
ユンギ
初対面の店員にそんなことを、
しかも真顔で言われたもんだから
反応にとても困った。
確かに俺はその時、 髪の毛を金髪に染めていたが
一応毎朝セットしていたし、
なにより他人に言われるほど ひどい髪型はしていないはずだった
ジン
ジン
ジン
ユンギ
なんなんだこの人は…
と思っていたら、 どうやら
「セカイノオワリ」のバンドの人の 髪型みたい、
って言いたかったらしい。
ユンギ
ユンギ
つられて僕も笑ってしまい、 そこから俺たちは 仲良くなっていった。
そして後に、 俺たちは同じ大学の4年と3年だ、
ということが判明するわけだ。
そんなこんなで、 気づいたら俺たちは…
こんなになっていた。
ジン
ユンギ
ユンギ
ジン
ジン
先輩は大学卒業後就職せず、 まあいわゆる 「なんでも屋」を起業した。
顔だけはいいし若いから、 当初から依頼は常にあり 仕事には困らなかったようだ。
俺は普通に就職するつもりだったが、
なぜか就活に大コケし、 就活浪人になるところ、
ジンヒョンが雇ってくれた、 ってわけ。
ジン
ジン
ユンギ
ジン
ユンギ
ジン
ジン
ユンギ
そう。 この仕事、実はやたら儲かる。
もうかれこれ1年この仕事だが、 去年は年収1200万だった。
ユンギ
あれ、返事がない。
ユンギ
ジン
ジン
ユンギ
ジン
照れくさくて感謝の言葉は なかなか言えないけど、 その分今日も仕事を頑張ろうと 心に決めた俺であった。
ユンギ
ジン
ジン
ユンギ
ユンギ
ジン
ジン
ユンギ
こんな突拍子もない 依頼もなかなか来るけど、
この仕事は面白い。
これは、 そんな一風変わった俺たち二人組の
普通じゃない日々のお話ってわけだ。
続く…?