幼なじみ 2

目を覚ますと、1面真っ白な場所にいた。

隣を見ると直ぐにわかった

溢れる涙。

お母さんは、どんな気持ちだっただろうか。

僕がもっとちゃんとしていれば

幼なじみみたいに輝けていたら、

髪の毛を思いっきり掴んだ。

痛くなかった。

ただ、ずっとモヤモヤとした何かが、 僕の胸の中に住んでいた。

泣ける立場じゃないのは、

重々承知していた。

ころんのことを放っておいて、 母さんのことも心配してやれず

ずっところんは、1人で頑張っていたはずなのに、

もし、ころんもいなくなったら、

怖い。怖い。

どう伝える？

どうしたら、ころんが安心出来る？？

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

お父さんかな、声が聞こえる。

あ、ころんのお父さんだ、

最近、ころん学校に来てないんだよな、

どうしよう、声かけるかな

、かけなくて後悔するよりいいか！

うんっ！！

久しぶりに聞いた。

いや、今までオレたちがちゃんと聞かなかっただけか、

暇だなぁ〜

元々お父さんは忙しい会社だし、

遊び相手なんてボケにはいないし

と思っていた時。

誰か、来た？！

え、どうしよ、、

え、だってこの時間誰も来ないじゃん

えぇー

僕が、お父さんに唯一頼んだ願い事。

幼なじみのみんなに会いたい。

その願いを叶えてくれた、？

"ころちゃん"昔呼んでくれてた名前。