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光と影 [第1話]

第1話 - 光と影 [第1話]

2018年09月22日

#姉弟

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#Tinaの作品

Tina@垢変えます

ある日…不思議な夢を見た

えいちゃん

｢ひーちゃん、遊ぼ！｣

目の前にいた男の子は、知らないはずの子なのに、私のあだ名を知っていた

光

「あなた…誰？」

えいちゃん

「え…僕のこと…忘れたの」

誰と聞くと、男の子はとても悲しそうだった

光

「えっと…ごめん、分かんない」

えいちゃん

「〇〇〇〇だよ？」

名前がよく聞き取れなかった

光

「え？
何て言ったの？」

えいちゃん

「もー、ちゃんと聞いてよ！」

えいちゃん

「〇〇〇〇だよ！」

何度聞いても、名前はよく聞き取れなかった

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

光

「…っていう夢を見たんだけど…」

茉莉

「ふーん…」

茉莉

「本当に知らない子なの？」

光

「うーん…」

光

「知らない！…とは断言できないんだよね…」

茉莉

「じゃあ、知ってる子？」

光

「分かんないのー！」

茉莉

「小さい頃、公園で遊んだ…とかないの？」

光

「うーん…」

茉莉

「お母さんとかに聞いてみれば？」

光

「うん…」

光

「それも一つの手だよね…」

キーンコーンカーンコーン

茉莉

「あれ？」

茉莉

「いっつもなら…まっちゃん先生、チャイムなる前に来てるのに…」

光

「だね」

光

「珍しい…」

ガラガラ…

担任:松本

「わりぃ…遅れた」

チャイムのあとに入ってきたのは、「まっちゃん先生」こと、担任の松本先生だった

藍羅

「松本先生、珍しいですね？」

藍羅

「何かあったんですか？」

今喋ったのは、水田藍羅

勉強もでき、運動もでき、美人で、学級委員もこなす人気者

担任:松本

「いや…今日、転校生がいてな…バタバタしてたんだ」

藍羅

「ドアの窓からうっすら見える影の方ですか？」

担任:松本

「あぁ」

ドアの窓から見える影は、私より背が高そうだった

担任:松本

「安本、入れ」

ガラガラ…

前のドアから入ってきたのは、背が高く、用紙は整っていて、黒髪が綺麗な男子だった

その男子は、HRに入ると、一礼して、まっちゃん先生の元まで行き、隣に並んで立った

担任:松本

「安本、自己紹介してくれるか？」

影介

「安本影介です」

影介

「よろしくお願いします」

少しだるそうに自己紹介をすると、また一礼をした

担任:松本

「安本は…白石の隣の席、空いてるからそこな」

影介

「…はい」

光

「茉莉の隣じゃん」((ボソッ

茉莉

「イケメン、ラッキー！」((ボソッ

安本くんは、まっちゃん先生に言われた通り、茉莉の隣の席まで来た

茉莉

「私、白石茉莉」

茉莉

「安本くん、よろしくね」

影介

「よろしく」

担任:松本

「早速、授業始めるぞー」

♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:

作者:Tina

今回、この「光と影」は打ち切らせていただきます

作者:Tina

もし、「続きが読みたい!!」
という声がありましたら、再開を考えています

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