ー某チャットでの会話ー
無名
無名
犬好きです。
おいおい
ホラー系か?
無名
感じにはなるかな。
おいおい
ばっかで飽きてた所だから
ラッキーだわ
彼女欲しい独身男性
都市伝説なんて子供騙しだろW
彼女欲しい独身男性
99%が嘘だということに
彼女欲しい独身男性
てふてふ
命かけんなしWWWWW
犬好きです。
犬好きです。
ちゃんと聞こうよ!!
おいおい
おいおい
チャットが埋まってんじゃねぇか
てふてふ
無名さん話ヨロシク〜♪
無名
私としては聞いてくれるだけで
ありがたいので。
無名
移動してる時に高校生達が
喋ってた内容なんですが──
恋・勉強・仕事・部活・人間関係 孤独・恨み・嫉妬・〇意
あなたの中で 1つでも果たしい事があるのなら
「エレムルスの森」に 向かえば全てが叶う
ただ、叶える為には その分の「代償」が必要。
大きければ大きいほど 大きな代償を伴う。
無名
おいおい
彼女欲しい独身男性
ヒットしないぞ〜?
犬好きです。
彼女欲しい独身男性
彼女欲しい独身男性
噂は噂だな!
彼女欲しい独身男性
おいおい
落ちる〜
てふてふ
面白そうだったのになぁ〜
てふてふ
きたからアタシも落ちまぁす〜!
千咲
千咲
「パソコンを静かに閉じ」
白石千咲 高校1年生
千咲
書き直したであろ手紙が
置かれている」
千咲
「頬軽く叩く」
パチンッ!
千咲
自分の力で書かないとだよね!
千咲
キーンコーンカーンコーン
チャイムがなったのと同時に 多くの生徒が校舎から 出てくる
そのまま校門を出ていく人や 校門で待ち合わせる学生が 多く賑わせる
千咲
「頭を抱え」
千咲
ずっとみていました」
千咲
なんか気持ち悪いよなぁ〜
千咲
だと思われそう、、、)
「苦笑い」
考え込む千咲の後ろから 誰かの手が伸びる
拓也の友達
拓也
拓也の友達
承諾されたから
気づかなかったけどさ
拓也の友達
超珍しくね?
拓也の友達
放課後練習してるし
拓也
拓也
家族が俺の誕生日会開くみたいで
「早く帰ってこい」って
拓也
拓也
顧問にお願いして
特別に休みを貰ったんだよ
拓也の友達
拓也の友達
無理そうだな
拓也
拓也の友達
話してたんだけどよ
拓也の友達
近くのショッピングモールで
花江と清水と綾瀬と遊ぶ約束
してたんだよ
拓也の友達
話になったんだけど──
拓也
夕飯まで時間全然あるし
2時間くらいなら遊べるぞ
拓也の友達
拓也の友達
拓也!!
「方を無理やり組む」
拓也
拓也の友達
友達だよなぁ〜!!
拓也
「照れくさくなる」
拓也
拓也の友達
拓也
してきたわ
拓也の友達
じゃあ、俺も着いてくよ
拓也
悪いし
拓也
女子達と待っててくれ!
「逆方向に走り去る」
拓也の友達
拓也の友達
昼休み
拓也の友達
ショッピングモール?
綾瀬
私と、花と清水とアンタと
「人数を指で数える」
綾瀬
拓也と幼なじみよね?
拓也の友達
ま、まぁそうだけど、、
花江
た、拓也くんを誘って、、
花江
拓也の友達
綾瀬
好きなのよ。
花江
「赤面する」
綾瀬
一緒に遊びたいって
綾瀬
力を貸して
「深くお辞儀をする」
花江
拓也の友達
俺も協力してやる
綾瀬
拓也の友達
部活一筋だからなぁ〜、、
拓也の友達
花江
花江
少しでも遊べる可能性が
あるなら──
拓也の友達
所に戻りますか
「歩き始める」
???) な〜にしてるの?
千咲
千咲
千咲
「不貞腐れる」
茉莉花
茉莉花
千咲は帰らないの?
千咲
やりたい事あるから──
「机に置いてあるものを隠す」
茉莉花
教えよっか
「ニヤニヤして」
千咲
茉莉花
茉莉花
「廊下を指さす」
千咲
拓也く──
「体を起き上がらせる」
茉莉花
「下に敷いていた手紙を奪う」
千咲
拓也
ショッピングモールで
遊ぶ約束したけど──)
拓也
けど、今から断るのはな──)
茉莉花) 嘘!?これラブレターじゃん!!
拓也
まだ、誰かいるのか?)
拓也
茉莉花と白石さん?)
拓也
盛り上がってるし
間を割るのもなんかなぁ、、)
拓也
時間を潰すか)
「移動しようとする」
千咲) う、うん…///
千咲) 本当は、拓也くんの誕生日だから 今日渡そうと思ったんだけど けど、急に不安になっちゃって
拓也
拓也
言ったか?)
茉莉花
茉莉花
茉莉花
いいんじゃない?
茉莉花
いっぱい詰まってていいと思う
千咲
茉莉花
茉莉花
今まである?
千咲
千咲
拓也くんがいるって!
「指を廊下に指し見つめる」
千咲・拓也・茉莉花) あ──
千咲
「徐々に赤面して
キャパオーバーを起こす」
拓也
拓也) 何も見てねぇぇぇ…///!!!
茉莉花
茉莉花
この意気地な──
千咲
待ってっ、、、!
「腕を掴む」
茉莉花
拓也行っちゃうよ!?
千咲
いいの、、もう──
千咲
千咲
「涙を流さないと服の袖で吹く」
千咲
「俯く」
茉莉花
「どう声をかければいいのか
分からず黙り込んでしまう」
千咲の母親
千咲
千咲の母親
「濡れた手をエプロンで拭いて
キッチンから出てくる」
千咲の母親
早く終わりそうだから
千咲の母親
3人でご飯食べ──
千咲
お母さん、、、、
千咲の母親
千咲
パスッ!!
「そ言うと素早く2階に上がる」
千咲の母親
???
千咲
「当たりを見渡す」
千咲
泣き疲れて寝たはず──
コツコツ、、、、
千咲
「腰を抜かす」
千咲
もしかして、怖い夢?!)
千咲
「涙を浮かべ目を瞑る」
???) やっと来てくれた
千咲
女の子の声──)
「ゆっくりと目を開ける」
???
「服の裾を持ち上げて」
千咲
こ、こんにちは?
???
西の端でも北の端でも
駆けつけます。
千咲
???
ご利用いたしますか?
私はこの時 思ってしまった──
もし、この女の子のように 絶世の美女で 私に勇気があったのなら
拓也くんは 私をすんなりと 受けて入れて くれただろうか?