初兎
-hotoke-
君がいるはずの「あの場所」へ 「ここ」
そこにいるはずだと、 きたら喜んで歓迎してくれると
りうら
何が足りひんかったのか分からんくて
悠佑
君から貰った、未来の切符。
If
あの日、あの時、あの場所で
何があったのか
最終章
「僕らは、死にたかった。」
いつも通りの朝だった。
俺と、___ないこが早めに起きて、仏と初兎が寝坊して、あにきが朝飯を用意してくれている。
そんな、なんの変哲もない1日になるはずだった。
-hotoke-
ないこ
-hotoke-
If
初兎
ないこ
悠佑
ないこ
If
あいつらは、これが最後の会話になった。
-hotoke-
初兎
ドォォンッ!!
悠佑
If
If
外では知らぬ間に敵襲がきていた。
俺が遭遇しただけでもざっと100は越えた。
ないこはどれだけ相手しているのだろうか。
そして
ないこ
If
ないこ
木に力なく倒れている親友をみつけた。
If
If
自分でもわかっていた。
もう手遅れだと。
ないこ
ないこ
If
If
If
ないこ
ないこ
If
ないこ
ないこ
If
If
If
ないこ
ないこ
If
ないこ
If
ないこ
If
If
If
If
そうやって、あいつは死んだ。
お前以外に勤まるわけないんよ。
なぁ、帰ってきてや。
お前はいきたかったんやね
おれはしにたかった
ずっとしぬことだけをかんがえてた
一人の時も、あいつらといる時も。
ただ、お前といるときだけはちゃうかったんに。
…明日がこなけりゃ
まだお前と
いられたんかな
初兎
-hotoke-
別に、特別ないちゃんが嫌いだったわけじゃない。むしろ好きだった。
ただ、
羨ましかった。
そんな、みんなから称賛されるような死に方で。
ないちゃんだって僕と同じ1人の妖怪なのに、ないちゃんだけ特別葬儀が行われる未来を創造してしまった。
そんなの、ただの偶像なのに。
-hotoke-
If
-hotoke-
-hotoke-
If
悠佑
悠佑
ないこ
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
If
りうら
りうら
りうら
りうら
初兎
りうら
初兎
りうら
りうら
初兎
りうら
りうら
初兎
りうら
初兎
初兎
りうら
初兎
初兎
りうら
なぁ、ないこ。
俺、がんばったと思わへん?
お前がいなくなってから何年もたつのに、まだいきとったんやで。
でもな、ないこ。
俺も、もうすぐそっちに いけそうやで。
If
あー、ないこもこんな気持ちやったんかな。
けっこうこわいかもしれへん。
遺言書は…デスクの中に入っとるか
ならもう特に思い残したことは あらへんな。
、、ないこ
ずっと、、ずっと、
すきやったよ。
あぁ、、そうか、
俺は、いきたかったんや。
ないこといっしょに。
しにたいなんてほとんどかんがえたことなかったしな。
ないこがいなくなってからや。考え方もなにもかもが変わったのは。
なぁないこ。
いま、そっちいくからな。
コメント
2件
うわぁぁぁぁ……! 🐶🐱のドロドロ?した恋愛で良きぃぃ…
やばい最高!