読者への挑戦状
この話以降は 犯人が明らかとなります
そのため、推理をして 誰が犯人かを当ててみたいという方は 一度、止める事をオススメします
以上の事を了解された方のみ 真相を解き明かして下さい
それでは 健闘を祈ります
探偵諸氏
私は容赦なく その真実を告げた
野嶋隆
野嶋隆
神崎隼也
新海拓馬
新城綾香
新海拓馬
野嶋隆
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
もう一方の愉快犯をyと名付けることにする。この内、第一の殺人に直接関与しているのは、xだ。
新海拓馬
神崎隼也
神崎隼也
野嶋隆
神崎隼也
神崎隼也
新海拓馬
野嶋隆
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
その際、橘真衣が犯人でしかあり得ないという状況証拠に加えて、本人の自白までくるんだ。
警察から事情聴取を受けた時、これだけ面識のない人物が無作為に事実関係のみを伝えたのなら、確実に橘真衣が犯人だと言うことになる。
神崎隼也
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
神崎隼也
新海拓馬
野嶋隆
野嶋隆
「橘真衣が私たちを騙して橘邸に連れ込み、探偵の真似事をする私たちの姿を見るのが愉快だった。しかし、両親を殺害したことや、無関係な私達を巻き込んだ事に対する罪悪感めいた感情が膨れ上がり、考えた末に、"自白"することにした」
……とでも、直筆で書かせていれば十分な証拠能力となる。これに私達の証言も加えれば一件落着だ。
神崎隼也
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
新城綾香
野嶋隆
新城綾香
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
新海拓馬
新海拓馬
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
野嶋隆
新海拓馬
神崎隼也
野嶋隆
野嶋隆
一方yは、この人々の心理状況を観察して楽しむ性癖があり、これを満たさなければならないという理由がある。だから、満たす。しかし、そのまま満たせば証拠が残って捕まってしまうという最も初歩的で重大なデメリットがある。
神崎隼也
野嶋隆
yは"心理操作"を行なって人々を操ると言う違法行為を犯すというリスクの代わりに、絶対的な欲求を得られることになる。
神崎隼也
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
野嶋隆
新城綾香
新城綾香
野嶋隆
新城綾香
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
野嶋隆
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
野嶋隆
神崎隼也
新海拓馬
野嶋隆
野嶋隆
野嶋隆
本物の橘真衣の遺書を何らかの方法……恐らくは食べてしまったと思うのだが処分する。
次に、殺人を公言した文書を残し、橘真衣の証言とは食い違う、スマートフォンの破壊を行う。このスマートフォンの破壊も、殺人であることを示唆する証拠として残すためであり、事件の続行を望んだための願望の現れでもある。
そして、xの存在を意図的に示唆する自殺の見立てを行った。最後に、4時に同じ手法である「サムターン回し」を行い、密室を作り上げた。
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
yが先でxが後に来たのならば、あの文書もスマートフォンも処分するし、死後硬直を利用するだけして帰っていくのは不自然極まりないだろう。
新海拓馬
殺人を犯す際に「サムターン回し」を行って、鍵も掛けずに自殺を仄めかす。
そこにyが現れて、工作を施したことは同じだが、閉める時にうっかりマスターキーを使って密室を作り上げたなんてことは?
野嶋隆
それに第一の殺人……いや、xにとっては自殺だと断定できる状態に、yが侵入する必要は毛頭ないはずだ。なら、便宜的にも信用を築くためにも、マスターキーはxに渡されていたはずだ。
それに、密室を作り上げた理由としてxを窮地に追い込み、事件の展開を考えていたというのが真意なら、yの犯人像とは大きく合致する。
新海拓馬
野嶋隆
新城綾香
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
しかし、どのタイミングで、どのように行われるのかは裏切りを知ったxからは、当然聞かされることはなかった。だから、中村雨音を殺した犯人は、xだ。
新海拓馬
yは、あくまで裏方を担っていただけだと?
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
野嶋隆
さらに、死後硬直があって、その手はダイイングメッセージである手鏡を握っていた。そのダイイングメッセージは右手を指しており、中村くんのまとめた正確な資料によると、右利きは現在生き残っているなかで、私と新海くんと新城さんだ。
しかし、私は第二の事件の際に新海くんがつきっきりで看病してくれていたおかげで、アリバイがある。
野嶋隆
一同を見回す
xの顔を見る
とても焦っているようだ
その姿に反省は見られない
必死で策を講じている様子だ
もう遅い
悪しきは断罪すべきなのだ
もう一度、一同を見回し
私は殊更 冷ややかに言った
野嶋隆
野嶋隆
……
モウ オワリダ
ソウメイナ ロウジンハ
スベテ オミトオシナノダ
デモ
イヤだ
コンナとこロで
バケの皮が剥ガれるのは
嫌だ!!!!
なら
"あらがってやる"
最後まであらがってやるよ
¿☆×〒○は ポケットにあるナイフを握りしめた
……
野嶋隆
神崎隼也
新城綾香
新海拓馬
新海拓馬
新海拓馬
野嶋隆
新海拓馬
へぇ……。
新海拓馬
新海拓馬
新海拓馬
新城綾香
新海拓馬
新海拓馬
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
野嶋隆
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
その際、中村くんは咄嗟にポケットの手鏡の位置を変えた。あるいは、そのままにしておいた。そうさ、犯人の顔を死ぬ直前まで見ていたんだからな。
野嶋隆
神崎隼也
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
新海拓馬
なら、運ぶ理由は何だって言うんだ!! じいさん、さっきからおかしいぞ!!
野嶋隆
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
野嶋隆
中村の想定外の記憶力と洞察力から、自身が犯人である事を知られると恐れたんだよ。橘真衣と懇意にしていた中村は、橘真衣からxに関する特別な何かを聞いていて、それを思い出すかもしれない。このまま放っておけば、必ずバレてしまう。
野嶋隆
新海拓馬
野嶋隆
このまま殺して鍵を閉めたままにしたり、部屋の中で殺して放置したりすると、私たちは気付くんだ。"どうやって部屋の中に入ったんだ"と。
神崎隼也
野嶋隆
その推理が昇華し、犯人が二人存在することにも気付かれ、自身の犯行が私達に知れ渡り、xはゲームオーバーだ。
野嶋隆
そうなると、"手段として絞殺を選ばざるを得ない"んだ。結果的にxは隠蔽したつもりが、一縷の疑惑から運命を変えられず、私にマスターキーの存在を知られてしまった。
すると、糸は次々と紡ぎ出し、事件のプロットから様々な矛盾や合致、x、yという存在、全てが明るみに出てしまったんだよ。
神崎隼也
新海拓馬
野嶋隆
新海拓馬
私は息を吸い込む
もう終わらせるんだ
探偵ごっこも 裁判ごっこも やめだ
罪を認め 償わせることが私の役目
なら その役目を全うしよう
野嶋隆
野嶋隆
新海拓馬
新城綾香
最後だ
野嶋隆
最後なのだ
野嶋隆
新海拓馬
1人の人間として
野嶋隆
私は………
新海拓馬
弾劾する
野嶋隆
野嶋隆