アニメ。

なーくん出てきます。

考えた事あるかな、

アニメの主人公、それを囲む仲間たち それを妬む悪者たち、

そして、

話には出てくるけど、あまり興味を持たれない登場人物のこと。

その人たちがどんな風に生きて来たのか、そこまでの道のり、

それを見て、感動して

でもさ、話には出てくるけど興味を持たれない人にも、一つの人生があるんだよね、

僕はきっと後者。

話には出てきて興味を持たれない人。

僕とさとみくんは付き合っていた。

でも、みんなには言わなかったんだ

恥ずかしいし、こわいからって

さとみくんは、だんだん 僕に冷たくなってきて

その代わりに莉犬くんに、甘々になった。

そんなある日、

莉犬くんが泣きながら 「ころちゃんに虐められてた。」

そう言い、僕は彼らにとっての

敵

になった。

諦めたくない。

まだ、信じてもらえるかもしれない。

でも、その期待はまんまと打ち砕かれた。

ころんｯ！！

音が聞こえ始めた。

3つの音、

時々5つになる音。

リズムも、音程も違うのに、

同じ言葉が何度も

聞こえてくる。

その音に負けたのか、僕の体はうしろに崩れた

ﾎﾟﾁｬﾝ

数秒してからわかったんだ。

あ、水に落ちた。

聞こえるのは、水の綺麗な音だった。

起きたらね さっきとは違う場所にいたんだ。

でね、すごく暖かいところ。

「ころんっ」て僕の名前を呼んでくれる仲間たち。

久しぶりだね。

僕の名前を呼んでくれたから、 僕も言わないとなぁ

少しかすれた声だったけど 届いたみたいだ。

みんな泣いてくれていた。

僕はねぇ、主人公だったみたい。

ひとつのストーリーの

芸能人の人でも

その芸能人を好きだと言っている人にも

それぞれ、物語があって、

その物語によって、この世界は

成り立っているんだね。

君も、主人公なんだよ。

誰だって主人公になれる。

だって、僕ができたんだから、

失敗しても、自分なりに満足出来たらそれは

大成功

なんじゃないかな。？