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83
ころという男の子が出てから
3日がたった。
俺は
あれから三日月堂に行っていない。
学校にも行っていない
あき
そう。
行かない理由がわかんない
でも「これかな」って思う理由はある。
最近俺の家に殺害予告が来る。
あき
そのせいでここ最近出れていない
スマホの通知は溜まっている
あき
1週間後
ぷり
ぷり
俺は店のカウンターに突っ伏す。
外は雨
いつも通りの三日月堂
変な商品ばっか
でも、君〈あき〉の声がなくて
静かだった
店主
店主が紅茶を飲みながらいう
ぷり
ぷり
店主
ぷり
図星みたいでムカつく
俺はスマホを見る
最後のメッセージは6日前
「だるいから今日行かない」
だけ
それ以降は何を送っても
ぷり
既読がつかない
ぷり
ぽつりと漏れる
店主は少しだけ目を細める
店主
ぷり
店主
説明する気ゼロだった
その日の帰り道
ぷり
マップを試行錯誤して、ようやく辿り着いた
ぷり
ぷり
いつもの飲み物を取り
レジに向かう
その時
窓ガラスに一瞬だけ知らない文字が映った
『助けて』
ぷり
俺は振り返る
…誰もいなかった
ぷり
でも次の瞬間には消えていた
嫌な感じがした
心臓だけがざわざわする
その夜
ぷり
なんだか寝れなかった
なんな嫌な予感がする
理由はわからへん
でも、三日月堂に通ってからこういう“感覚”は
外れない気がしていた
ぷり
1時4分
ぷり
パーカーを羽織って出る
雨は止んでいた
でも空気は冷たかった
路地裏に向かう
そこにはちゃんといつもの三日月堂の灯りが見えた
カラン。
ドアを開ける
店主
ぷり
店主は少し黙る
そして奥の方を見た
店主
白い扉が開いていた
ぷり
駆け足で入る
空中の文字はあいかわらず濁っている
『助けて』 『怖い』 『素を愛してほしい』
その奥に
見かけたことがない黒い文字があった
他の言葉とは違い
沈んでいるみたいだった
俺は近づく
そこに書いてあったのは
ぷり
ぷり
ぷり
息が止まる
その文字の下には
身に覚えのある君〈あき〉のイヤホンが落ちていた
ぷり
店主
店主
ぷり
店主
店主
店主
ぷり
店主は1番奥の部屋を指で指す
そこには見慣れた君〈あき〉の部屋のドアがあった
ぷり
店主
店主
店主
店主
ぷり
あき
微かな声だけど
聞こえた
俺は勢いよくドアを開けようとした
ぷり
何回ドアノブをひねっても開かない
ぷり
あき
ぷり
あき
ぷり
店主
店主
ぷり
店主
店主
めんどくさすぎる
俺は舌打ちをした
扉の向こうから君の声がする
あき
あき
あき
いつもの声色ではなかった
低い声。
店主
店主が小さく呟く
ぷり
あきが本当に平気な時
あんな声はしない
俺は扉を睨む
ぷり
返事はない
ぷり
しばらくの沈黙
やっと帰ってきた声は
かすれていた
あき
ぷり
あき
ぷり
あき
俺は眉を顰める(しかめる)
君は続けて話す
あき
あき
あき
あき
あき
あき
あき
声が少し震えていた
鼻の啜り(すすり)音も聞こえる
あき
その瞬間俺の中の何かが
ブチッと切れた
ぷり
店主
俺はドアを強く叩いた
ぷり
あき
ぷり
ぷり
返事はない
俺は息を切らしながら続ける
ぷり
ぷり
ぷり
静寂
ぷり
ぷり
その瞬間
カチッと音がした
ドアの鍵が開く
店主
ぷり
ドアを勢いよく開ける
ぷり
電気は消えていて
部屋の真ん中に座っている君
俯いたまま
俺は近づく
ぷり
あき
顔を上げないで話す君
ぷり
俺はその場にしゃがみこんだ
ぷり
あき
ぷり
あき
ぷり
ぷり
静かな声だった
あきはやっと顔を上げる
目が赤くて、パーカーの裾は水浸し
でも少しだけ泣きそうに笑ってた
ぷり
あき
部屋の明かりが明るくなっていく
店主
店主
店主
ぷり
ぷり
あき視点
俺の目はまだ赤いだろうか
わからなかった
ぷり
でも君がいて
あき
そんなことはどうでも良かった
ぷり
ぷり
あき
あき
心の黒かった部分が
白色に変わった気がした
まるで夜明けのように______
いつもより長めに書いたので調子乗ります ♡25
コメント
3件
うわああああ読んだああああ😭😭💔💔💕💕!!!! もうね、ぷりの「いなくなられる方が嫌なんやけど!」って本音のセリフで完全に持ってかれた…あそこだよ、あそこ!!あの一言でドア開くのマジすぎて鳥肌立った…🥺✨ あきくんの隠してた闇が黒文字で可視化されてて、しかもそれが“抱えすぎた感情”って店主が言うのもエモい…。でも最後に「また明日」って言い合える2人、尊すぎてもう泣く…。ぷりが来てくれてよかったね、ほんとに…😭💖 更新お疲れさまです!次話も絶対読む!!