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一年後
末澤誠也
小島健
末澤誠也
そういうと素直にハグをしてくれる。
そんな俺の恋人は小島健。
付き合って約一年。
こんな幸せな時間が、
ずっと、
ずっと、
続くと思っていた。
そう、
勝手に“思い込んでいた”。
ある日、俺のもとに“天使”と名乗る者が現れた。
天使?
天使?
天使はそんなことを言ってきた。
その時思った。
此奴は天使ちゃうって。
でも、いっていることは本当のようで
否定するにも出来なかった。
末澤誠也
大好きな、恋人に向かって
そんなことを言った。
小島健
あの悪魔に脅されている。
なんて、言えなかった。
末澤誠也
こんな事を言うのは本当に辛い。
それから数時間2人とも黙っていた。
それから、
小島が口を開く。
小島健
こんなこと、
前にもあったような…。
そんなことを考えていた。
一年前
天使?
福本大晴に刺された背中の傷口が痛む。
天使?
こんなはずじゃなかった。
こんなはずじゃ…。
こうなったら、
デジャヴを起こすしかない。
あの4人の記憶を消す。
そして、もう一度いちからやり直す。
そう、
もう一度__。
end
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