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#ご本人様には関係ありません
Kow
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いつもより遅めに目が覚めて、慌てて時間を確認した スマホを見ると、通知は何もない 昼過ぎ、と言われただけで、時間は決まっていない
とりあえず顔を洗って、クローゼットの前に立つ。 適当にTシャツを引っ張り出して数秒考えた後、取り替えた
(…散歩するだけやんな) そう思いながら、結局最初に着たやつに戻した
石川祐希
昼の一時前、スマホの通知が鳴った 出れる。と返信してサンダルを履いて外に出る
向かいの家の門の前に、祐希君が立っている 白いTシャツに、薄い色のデニム 昨日はスーツ姿の名残があったし、ちゃんとした私服はすごく久しぶりに見る
祐希
藍
並んで歩き出す アスファルトの照り返しがきつくて、どちらからともなく日陰のほうを選んで歩いた 蝉の声が頭の上から降ってくる
横を見ると、昔と比べて差は無くなっているとは言え、祐希君の肩の位置が思っていたより高い
自分はいわゆる、高身長だ クラス、いや、学校の中でも自分より背が高い人は全然いない なのに、祐希君と並んで歩くと、自分が若干見上げる形になるのが少し悔しかった
祐希
藍
祐希
そう言いながら、自分の胸元あたりを手で示してくる
藍
祐希
ニヤニヤしながら言ってくる。絶対揶揄ってる
藍
祐希
祐希
藍
藍
祐希
そんなことを話しているうちに、公園が見えてきた 小さい、と思った
記憶の中では、もっと広くて、遊具も大きかった 滑り台なんかもこんなに低かったかなと思う ブランコの鎖も、少し錆びた色になっている
藍
祐希
藍
祐希
祐希君は先に歩き出した ベンチに並んで座る 木陰になっていて、風も心地良い グラウンドの端の方、フェンスの横の舗装された細い道を指さして祐希君が言う
祐希
藍
祐希
藍
藍
祐希
藍
祐希
藍
顔が熱くなる あまり覚えていないのに、否定しきれないのが悔しい
祐希
藍
祐希くんはひとしきり笑った後、前を向き、公園内を見渡した
なんとなくその横顔を見ていたら、目が合って視線を逸らす しばらく、二人とも何も言わなかった 蝉の声と、遠くを走る車の音だけが聞こえる それなのに、前会った時の様な気まずさはなかった
祐希
藍
祐希
そう言って、祐希君の手がこっちに伸びてきた 反射的に身体が固まる
藍
指先が髪に触れるほんの少し手前で、その手が止まった
祐希
祐希君は何事もなかったみたいに手を引っ込めて、自分の膝の上に置いた
藍
祐希
藍
なんやねんそれ… 結局、直してくれなかったから自分の手で髪を梳かした
不意に触れられそうになったせいか、膝の上で指をぎゅっと握りしめていた
祐希
藍
コメント
2件
これからどうなってくのかが楽しみすぎます!!!!
ほんとにKowさんのかく小説ドラマを見ているような雰囲気でとってもどタイプなんです 😢💖 お兄ちゃん感溢れる祐希さんが素敵です !! 続きも楽しみにしてます♪♪