龍飛
何処からだろ
龍飛
...
ゴトッ
龍飛
まただ...
龍飛
この音何処からだろ
龍飛
一階にはなんも物音なかったから2階かな?
ガタッ
龍飛
(音が近いな...
龍飛
(もしかしてこの部屋?
龍飛
(確かこの部屋の中って
龍飛
(母さんの宝物がある部屋!?
龍飛
(もしかして泥棒!?
スー(襖を開ける
龍飛
あ...
鎌鼬
?
...... ...... ...... ...... ....... ........
龍飛
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
鎌鼬
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
鎌鼬
な...ななななんで人間がいんだ
蛙
に..人間ですよ
鎌鼬
見りゃわかるわ
蛙
あぁ....これじゃミヤラ様に叱られる(泣
鎌鼬
うるせぇ
鎌鼬
ここの一家は灯籠流しの祭りに行ったはずだ
鎌鼬
なんでいんだよ
龍飛
えぇと...僕は家族じゃないから行けなくて
鎌鼬
はぁ!?
蛙
もしかして此岸でゆう虐待ですかね?
鎌鼬
そんなのあんのかよ...
鎌鼬
これだから人間は嫌いなんだよ
鎌鼬
この一家も灯籠流しみたいにしてやろうか
龍飛
...ッ
鎌鼬
...おい人間
龍飛
(ビクッ
鎌鼬
俺らの事見逃してくれたらお前を襲わないからさぁ
龍飛
いや...無理がありますよ
鎌鼬
ならしょうがねぇなあ
龍飛
...!!?(いつの間に
鎌鼬
寝ててもらうぜ
蛙
ちょちょちょ..此奴どうします
鎌鼬
仕方ねぇ
鎌鼬
確か
鎌鼬
ミヤラ様人間が好物だったよなぁ
蛙
お前...まさか
鎌鼬
こいつも連れていく
........チリン......
....チリン....
...チリン......
「うわぁ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ん"」
「ケケケ...稚児だ美味そうだなぁ」
「いや...高値で売るのもいいなぁ」
「うわぁぁぁん」
「黙れクソガキ」
「此奴に芸を覚えさせればもっと金になるんじゃねぇか」
「ひっぐ(逃げないと)」
「あ"....ゴラァ待てクソガキ」
「(ここに隠れとけば...)」
「おじさんとかくれんぼか?」
「さぁて...何処かなぁ」
「....ッ(泣」
「見つけたァ」
...ポンポン...
「あ"...なんだ....?グハッ」
「....ッ?」
....コツ.......コツ......コツ....
...コツ......コツ..........
「.....ッ(近づいてくる)」
「坊や大丈夫かい?」
「ひぃ....」
「恐れなくても大丈夫だよ」
「僕はさっきの人みたいに怖くは無いから」
「うそだァ」
「嘘じゃないよ」
「帰りたいよぉ」
「....僕が君が帰る所を導いてあげるから」
「本当....?」
「あぁ...さっ...僕の手を掴んで」
「.......うん」
♡10で続き書きます