私のお兄ちゃんは 皇都で有名な「魔」の研究者
かっこよくて、優しくて、 大好きな晴お兄ちゃん
晴お兄ちゃん、本当はね、私知ってるの
晴お兄ちゃんが、私の為に お医者さんになろうとしてたこと
今でも私の病気を治そうと、 研究してること
私が体調を崩しやすいから、 いつも家にいてくれること
たくさん、心配してくれること
いつも私を優先してくれること
晴お兄ちゃんの良い所、 いっぱい知ってるよ
だからね
霙
晴お兄ちゃん
今だって、ほら
疲れてるのに、優しく 私の名前を呼んでくれる
温かい手を差し伸べてくれる
私に悟らせない様に
霙
霙
晴お兄ちゃん
晴お兄ちゃん
『どうしたの?』なんて、 何でも無いように言うお兄ちゃん
私がいなかったら、もっとたくさんの 人を救う研究者になっていたでしょ?
たくさん好きな事をできたでしょ?
歌ったりするの好きでしょ?
楽器を弾いたり、曲を作ったり
そんなの好きだなんて私、知らなかった
霙
ギュって抱きしめる
暖かい、春の陽だまりのよう
霙
フラリとお兄ちゃんの力が抜ける
私はお兄ちゃんを布団に寝かして、 そっと部屋を、家を出た
弦月
甲斐田
弦月
僕、布団に入ったっけ?
弦月
甲斐田
弦月
みぞれ、霙?
甲斐田
弦月
甲斐田
弦月
甲斐田
コメント
14件
久々に見れたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!! そんで霙えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! 俺は君の背後にいつまでも居続けるからな…(^ー^)キラン
霙ちゃん…いい子すぎる…泣