翌朝──.
私はいつもの様に家を出た
家の前には優羽が来ていた
すごく何かを話したそうな目で
柿崎優羽
神志那未怜
柿崎優羽
神志那未怜
柿崎優羽
LINE持ってるとはさすがに言えない・・・笑
奏多と下駄箱までずっと一緒だったと話す優羽が少し鬱陶しく思った…
興味がない相手に話して
楽しいのだろうか?
恋バナは苦手だ──
上の空で話を聞き、相づちを打ちながら歩いていると
学校の近くで奏多と月城くんと相河くんが私たちの後ろを歩いていた───
瀬戸奏多
神志那未怜
私はいつの間にか奏多の声に
耳を傾けていた──
すると、
柿崎優羽
隣にいた優羽が奏多たちの存在に気付き後ろを振り返った───
瀬戸奏多
月城彪斗
相河蓮央
柿崎優羽
瀬戸奏多
めんどくさそうに返事する奏多
やっぱり奏多からしたら優羽は苦手なタイプなのかな?
柿崎優羽
相河蓮央
柿崎優羽
相河くんと話し始める優羽
LINE───.
瀬戸奏多
神志那未怜
神志那未怜
瀬戸奏多
優羽に内緒のやり取り──
奏多とLINEしながら歩くうちに学校に着く──
柿崎優羽
瀬戸奏多
柿崎優羽
瀬戸奏多
内履きに履き替え、逃げるように足早に下駄箱から離れた──
奏多の後を2人が追う
柿崎優羽
神志那未怜
少し奏多が可哀想に思えた
神志那未怜
柿崎優羽
神志那未怜
神志那未怜
柿崎優羽
神志那未怜
そう言って私は教室に向かった
この際優羽にどう思われてもいいと思った
優羽の明るい性格は嫌いじゃない
けど、奏多とは合わない──
何故なら、私がたまにそう思ってしまうから──