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柿崎優羽
教室の前で優羽に呼ばれ振り返る
少しムスッとした表情で私を見つめていた
なんだか少し怒っているようだった──
面倒なことになると察した私は、無視して教室に入ろうとした──
柿崎優羽
少し力強く腕を掴まれた──
神志那未怜
そう返す他にあっただろうか──
柿崎優羽
神志那未怜
柿崎優羽
神志那未怜
やはり面倒だ──
柿崎優羽
柿崎優羽
神志那未怜
神志那未怜
教室の前はいつの間にか人だかりになってい──
そこには貴公子トリオもいた──
よそ見をしていると、
グラッ───
??
急に目の前が揺れ、床に倒れ込んだと同時に──
私を呼ぶ何処か落ち着く声───
その声の主が駆け寄ってきて
更に周りがざわついた───
「「え?どういうこと?」」
女子生徒たちがひそひそと話す声も全て耳に入ってくるくらい私は赤面していた───
瀬戸奏多
神志那未怜
柿崎優羽
柿崎優羽
柿崎優羽
瀬戸奏多
優羽はショックのあまりにその場から去った
その優羽を追い掛けたのは──
昨日の帰りに優羽のことを尋ねてきた相河くんだった──
瀬戸奏多
神志那未怜
奏多は私を起こしてくれた──
瀬戸奏多
神志那未怜
瀬戸奏多
神志那未怜
とは言ったものの、手首を掴まれ
半ば強引に保健室に連れてこられた───
「「どうしたの?奏多」」
瀬戸奏多
瀬戸奏多
「「了解」」
この綺麗な人は保健室の先生
宮村 愛海(みやむら まなみ)─
瀬戸奏多
瀬戸奏多
宮村愛海
私は黙って二人の話を聞いていた
凄く親しげだなぁと思いながら─
宮村愛海
宮村愛海
神志那未怜
宮村愛海
神志那未怜
私は奏多と先生に言われた通り
一限を休むことにした──
ピロン♪──
携帯が鳴った、マナーモードにするのを忘れていたみたいだ──
瀬戸奏多
神志那未怜
神志那未怜
─────
私は優羽の朝の言葉を思い出した
柿崎優羽
確か、そう言ってた──
昨日奏多と交換した後──
瀬戸奏多
ってことは、優羽は奏多のLINEを知らない──
私は少し優越感に慕っていた──
宮村愛海
宮村愛海
宮村愛海
神志那未怜
宮村愛海
神志那未怜
私はベッドから降り、思いっきりカーテンを開けた
宮村愛海
神志那未怜
宮村愛海
神志那未怜
〜〜♪────
校内にチャイムが鳴り響く──