sakura
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僕はリードが無くなり、自由に動けるようになってから、1週間ほど家の中を色々見て回っていた
予想していた通り桃さまは、毎日朝の9時頃に家を出ていって、夕方か夜に帰ってきていた
だから、家を出る時は桃さまが出ていった後…つまり、9時過ぎが1番安全だろう
ただし、その中でも大きな問題があった
召使い
青
ダイニングに足を踏み入れると、そこには大勢の召使いが立っており、その真ん中の机に桃さまが座っていた
そう、問題はこの大勢の召使いだ
ここにいる人数をざっと数えただけでも20人以上はいる
しかも、これで全てではない
ダイニングの外にも見張りとして複数人召使いがいるのだ
僕は、この大勢の召使いにバレないように隙を見て逃げ出さなければいけない
もし見つかってしまったら…
青
考えただけでも怖くなる…
桃
桃
青
桃さまに指摘されてから、僕はずっと立っていたことに気づいた
僕は慌てて自分の席について朝ごはんに手を伸ばした
朝ごはんを食べ終わると、桃さまは支度をして出かける
いつも僕は召使いと一緒に桃さまのお見送りをする
召使い
桃
桃
召使い
桃
青
すると桃さまは僕の背丈に合うように身をかがめて、自分の唇をトントンと軽く叩いた
これもいつもの事で、桃さまが出かける前に僕からキスをする
何でこんなことをしなくちゃならないのか、よく分からないけれど…多分軽い躾の一環なんだろう
桃
青
青
青
桃
正直、召使いの目の前でこんなことをするのは恥ずかしいけど…でも桃さまの機嫌には変えられない…
チラリと横を見ると、召使いの1人がすごい形相でこちらを睨んでいた
どうやらよっぽど僕のことが気に入らないらしい
青
そんなことを考えながら、僕は桃さまとキスをしていた
青
桃
桃
青
僕は初めて後ろに指を入れられたあの日から、毎日躾の時間になる度、中を掻き回されている
そのせいか、中を弄られると最初の頃よりも簡単にイけるようになってしまった
このままいけば、いつ僕の中に桃さまのモノを挿れられるか分からない
青
自分の体が、これ以上おかしくなる前に……
桃さまが出ていった後、僕はいつも通り家の中を見て回っていた
……というより、家の中を見ながら逃げる為のルートやタイミングなどを確認していた、と言った方が正しいかもしれない
…そう、僕がこの家から逃げる日
それは明日
1つでも間違えてしまえばそれが命取りになる
明日だけは、絶対に失敗は許されない
玄関を見てみると、扉の脇に2人ほどの召使いが居た
毎日、僕が外に出ないように見張っているんだろう
でも1週間見ていて、僕は召使いに数分だけ隙ができることを知った
その時、ちょうどお昼の鐘の音が鳴り響いた
召使い1
召使い2
召使い1
そんなことを話しながら2人はどこかへ行ってしまった
そう、この召使いは交代制で、お昼頃になると次の当番を呼びに玄関から離れる
つまり、その間の数分間に抜け出すことができれば、僕はこの家から逃げられるということ
ただ、そんなお昼真っ只中にこの家を抜け出しても、通行人などに首輪のせいで僕が奴隷だということがバレてしまうかもしれない
それで連れ戻されてしまっては元も子もない
青
そう思い、僕は一旦自分の部屋へ戻って探してみることにした
青
僕の部屋のクローゼットには、桃さまが買ってきた服が沢山入っている
そこに首輪を隠せるいいものはないかと、僕はしばらくクローゼットの中を漁っていた
青
パッと広げて出したのは、襟が長めでフードが付いているパーカーだった
1番上までチャックを閉めれば首元も隠れるし、色も黒で身を隠すのにはもってこいだろう
青
そう思い、こっそりとクローゼットの奥の方にこのパーカーを隠した
夜になり、桃さまが帰ってくる時間になった
しばらく待っていると、ガチャリと玄関が開いた
召使い
桃
召使い
桃
召使い
召使い
桃
一通り召使いとの会話が終わると、桃さまは僕の方に視線を移した
桃
青
桃
青
桃
桃
桃
青
そう言って桃さまは自分の部屋へ歩いていった
夕飯と入浴が終わり、僕は本を読みながら桃さまが来るのを待っていた
青
いつもならもう来てもいい時間だけど…
そう思いながら、絵を描いたり、パズルをしたりして時間を潰した
けれど、いつまで経っても桃さまは来なかった
別に、来ないなら来ないで僕にとってはありがたいけれど…
青
躾があるのかないのか分からないから、ヘタに寝ることもできない…
もしかしたら僕から聞きに行った方がいいのかもしれない、と思いベットから起き上がった時、ガチャリと扉が開いた
召使い
青
思ってもいない人が入ってきて驚いたせいか、変な返事をしてしまった
召使い
青
召使い
青
今まで躾が無い日なんて1日もなかった
どうしたんだろうと思い、召使いに聞くと
急遽明日に大事な会議が入ったらしく、今電話でその打ち合わせをしているらしい
召使い
青
パタン(扉)
青
早く寝れるのは明日の事を考えると、とても助かる
しかも明日会議があるなら、もしかしたら帰ってくるのがいつもより遅いかもしれない…
つまり、僕にとってこれは願ってもない最高の条件だった
絶対に逃げ切る
その言葉を自分に言い聞かせて、僕は眠りについた
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
♡欲しいです ( ´ •̥ ̫ •̥ ` )
コメント
57件
頑張って逃げ切って、!!
逃げないで欲しい(腐女子の私からの願い)
18になるかもと言うことは…青ちゃんが…ԅ( ¯ิ∀ ¯ิԅ)ヌヘヘヘ(((すみません!!めっちゃ好きです!!